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森の詩

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森で生まれた詩、短歌、俳句、散文とかまとめています。
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ひんやりと

ひんやりと

ひんやりと
目覚めて羽織る
夏の朝
胸熱く見る
イゾラシオンの壁

※短歌の解説などダサさの極みですが、やらないと伝わらないと思うので・・・

イゾラシオンとは、フランス語で壁に断熱材を入れて外の気温を遮断することを言います。

高原の朝

高原の朝

ここに越した頃は
高原の朝らしい
澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んでた

住み着いた今は
もう高原の朝など感じない
普通の森
いつもの空気

結局
高原の朝とは
旅行に出た
あのなんとも形容しがたい
清々しく晴れがましい
気分を言うのだと理解した