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喪失

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詩というよりは、ものすごく短い小説の集まりです。 わざと言葉を減らす代わりに 読者自身がそこに投影されて補われていく。 そんな鏡のような小説が生み出せれば、と思っています。
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#小説

割れた瓶の

割れた瓶の

怪我しない程度に でも
しっかり割れた分厚い瓶を
丁寧にスポンジで洗う

あなたはもう居ないのにね