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【ワーホリ出発日】人生初・乗り継ぎ便を逃す!

カナダワーホリの出発日、
乗り継ぎ便に乗り損ねました!!

旅行や留学で何度も飛行機には乗ったことのある私でしたが、ついにやらかしました。


乗り継ぎ便を使ってワーホリに行こうとしている方々は要注意です!


Work Permitの手続きは経由地の空港で行う


私が利用した航空会社はウエストジェット。

成田空港→カルガリー→トロント

という旅程でした。

乗り換え時間は2時間、スムーズにいけば問題なく乗り換えができるはず。


ところがどっこい、

まず、1便目の到着時刻が1時間ほど遅れました。

とはいってもこれは想定の範囲内。

1便目と2便目を同じ航空会社にしたのも、
もし1便目が遅延して2便目に乗れなくなったとしても、航空会社が同じであれば対応してもらいやすいのではないかと思ったからです。


結果着陸時間が1時間遅れましたが、まぁ乗り換えには支障はないだろう~ということでカルガリー空港にて入国審査の順番待ちの列にのんびり並んでいました。

カウンターにきて、審査官の方と話をしていたら、

ワーホリのWork Permitを別室のオフィスで取得するようにと言われました。

指さされた先へ行くと、

係員のおじさんからWork Permitの手続きに来たのかと聞かれ、
順番待ちのナンバーが書かれた紙きれを渡されました。


壁にはデジタルの蛍光版がかかっていて、呼び出し中の番号が掲示されていました。

呼び出し番号と、手元の紙切れの番号を見比べてみて・・・びっくり。


なんと私の前に30人ほど待っているではありませんか。

2便目の搭乗ゲート締め切りまで、すでに1時間を切っています。


受付にいるお兄さんに、

これから乗り継ぎ便に乗ってトロントに行く予定なのだけど、Work Permit って今ここで取らないとダメなの?

と聞いてみました。

ビザオフィスのスタッフとは思えないほどカジュアルな服装のお兄さん。

その返答は、

Work Permit は到着したひとつめの空港で取らないといけないことになっている。

とのこと。


それならしょうがないか・・・とあきらめて、
待合室のベンチに腰掛けて呼び出されるのを待つことにしました。


しかし、この呼び出しの進み具合がとても遅い。

1人あたり5分以上はかかっているのでは?と思うほど、全く番号が進みません。

この調子では絶対に乗り継ぎ便に間に合わない。


再び窓口のお兄さんのところに行って、事情を説明しました。

お兄さんは

「もし手続きのせいで2便目に遅れたら、航空会社のカウンターに行き、取得したWork Permitを見せて、事情を説明するんだ。カルガリーからトロントへの飛行機は1日何便も出ているから、次の便の席を予約してもらえるよ。追加料金はかかるかもしれないけれど。」

そして、腑に落ちない様子の私を安心させようとしてか、お兄さんは

「航空会社にはそうする義務があるんだ。」

とさらに念押し。

そうはいってもビザ取得に時間がかかるとは知らずに短い乗り換え時間で2便目を予約したのは私だし、

次の便に空席があるのか分からないし、

今日中に乗れなかったらカルガリーで一晩明かさないくてはいけない。


いろいろ思ったもののお兄さんに頼ったところで事態が変わるわけではなさそうなので、しずしずとおとなしくベンチへ戻る私。

ウェストジェットの便をネットで調べてみたら、その日にあと2便、離陸予定があることが分かりました。

ネット検索で出てくるということはまだ席は残っている様子。

あとは追加料金がいくらになるのか・・・

できることなら予定通りの便に乗りたいけれど、

到底無理だろうなと思いながら

なかなか表示の変わらない掲示板を眺めていました。

私だけではなかった


私はあきらめて座って待っていたのですが、
同じ待合室に私と同じように、乗り換え便を逃しそうだということであわてている人たちが何人かいました。

その中の1人、チェコから来たという女性は到底じっとしていられない様子で、待合室にいるほかの人たちに「誰か番号を変わってくれないか」と願い出たりしていました。

早く呼び出されたいのは皆同じなので、請け合う人はいなかったですが、
焦る女性の気持ちはよく分かるな~と思いつつ・・・。

私の飛行機の方が彼女よりも搭乗時刻が早いうえに、私の呼び出し番号の方が後ろという状況だったのですが、私は完全に諦めモードでした。


ついにビザ取得&搭乗締切り5分前!!


ビザ窓口のスタッフも移民の対応に疲れてかイライラしており、

1度呼んで応答がない場合はすぐに次の番号に飛ばされました。

そんなこともあってか私の番号もやがて呼ばれました。

手続きはスムーズに進み、準備していた書類を提示したのち、

ワーホリビザのWork Permit を取得することができました。


時計を見ると、ゲート締め切りまであと5分。

出発カウンターまで行き、
セキュリティチェックを通過しなければならないことを考えると、

まあ無理だろうなと思ったものの

トライするに越したことはない!ということで

ビザオフィスを出るなり猛ダッシュ。

もらったばかりのWork Permit、ペラペラのA4用紙をリュックにしまうことも後まわしにして

一心不乱に走りました。


到着ゲートを一度出てしまっているため、

出発ゲートからもう一度入り直しです。

セキュリティチェックエリアに着いた時には、
搭乗締切り時刻となっていました。

係員のお兄さんに搭乗券を見せたら、

「搭乗時間を過ぎているじゃないか!」

と言われました。

「ビザのオフィスで時間がかかって、」と説明すると、なんと

「君は時間を過ぎているうえに違うエリアにいるよ。」とショッキングな指摘。

カルガリーの搭乗ゲートはA~E にエリア分けされていて、

ウエストジェットのエリアはここから歩いて10分ほどかかるというのです。


お兄さんは私にカバンの中を見せるように言い、
金属探知機でスキャンしたあと、

「間に合わないかもしれないけれど、君を通してあげたい。
 あきらめずに頑張るんだ!」

と謎の励ましをしてくれ、

私の前に4人ほど並んでいた乗客に

「おい先に行かしてやってくれ!」

と順番を飛ばさせてくれ、

私はセキュリティチェックを高速でパスしました。


そこから免税店エリアを通り抜け、

人気の少ない通路を走る走る。


地元の河川敷でランニングしてた時と同じくらい息が上がりました。


そうして辿り着いた搭乗口。

ウエストジェットの便名が掲示されているものの、

乗客の姿はすでになく、搭乗口のドアも閉められていました。


搭乗口カウンターに立っていたウェストジェットの係員の男性に、

Am I too late?

とゼェゼェしながら聞くと、

Yes you are.

と、真っ赤な顔に汗ダラダラの私を見て可笑しそうに答える男性。

丁度ゲートを閉めたところだというので、


どうしたらいい?

と聞くと、搭乗口横にあるウェストジェットのカスタマーサービスに行くようにと言われました。


汗もひかぬまま、カスタマーサービスに向かい、乗り損ねた便の搭乗券を見せたら、

「この便は今さっき出てったばかりじゃない!」

とカウンターのお姉さんたち。


なんで乗り損ねたのか聞かれたため、

ビザのオフィスにいて、時間がかかって・・・ということを説明したら、

ああそういうことね~と言いながら代わりの便を調べてくれました。

そうしたら、幸いなことに、

2時間後に出発の次の便の席が取れました。

そして、追加料金は請求されませんでした。


搭乗時刻には乗り口にいるように念押しされ、新しい搭乗券をもらいました。


そんなこんなで、トロントには夜の10時頃に着きました。

チェックインしたスーツケーツは、当初乗る予定だった便に乗って私より先に到着していたらしく

ピックアップレーンからよけられていました。

7か月ぶりに会うパートナーとの待ち合わせ時刻が数時間遅くなったこと以外は、支障なく無事に到着することができました。感謝です。


今回の事態は、私がワーホリビザ手続きをすべて自分で行ったから起きたのかもしれません。

エージェントを通していれば、乗り継ぎ時間に余裕を持つようにと忠告があったのかも。


入国手続きについて、下調べが足りなかったと痛感した出来事でした。

これからも気ままにゆる~く、発信し続けます。いつも応援ありがとうございます♡