狂犬病ワクチンはどうなの? その6 … 世界統一基準に沿わない(?)法的接種義務
前回、狂犬病の場合はウイルスに対する抗体があっても、病気の感染から守られているとは言えないとの主張をご紹介しました。アメリカ獣医師会は、この根拠として4本の論文を提示しています。その中の最も新しい物を見てみました。
抗体検査の手法に疑義を唱える勢力の存在ジョージワシントン大学(GWU)のジェフリー・ベソニー教授らが2010年に発表した「狂犬病の抗体について」と言う論文がそれです。これは、アメリカ国立医学図書館が保有する論文を「PubMed(パブメド)」という国立衛生研究所が