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意地を張る。カッコつける。③


みなさんごきげんよう。仲間っていいよなぁ。

神聖幾何学マニア★姫です。


①②はこちら


そんなワケで、私の手元に残った唯一の資産と言ってもいい『既に成功者になったつもりで日々を立ち振る舞う』というやつの末路について今日は話していきたいと思う。(全然タイトルのとこまでいかないやーつwww)


すべてを失ったんだけど、ぬるっと失ったので、あんまり失った実感もないままに、とりあえず私は “3ヶ月後には映画の撮影が始まるので (当時はそういう予定になっていた)、そのための繋ぎのバイト” として入っていた会社で暗黒時代を過ごすことになる。


そもそもその会社に入った時の私は、"どうせ3ヶ月しかいないし、自分がなりたかった自分ってやつを精一杯演じてみよー♬" なんてかなり軽い気持ちでその会社にいた。そしてお得意の『既に成功者になったつもりで日々を立ち振る舞う』というやつを自分の目標設定どおりに繰り出していたら、その会社の中で有り得ないレヴェルのアイドルみたいな存在になってしまった。(あくまで姫調べ) ブランディングの大成功である。


そりゃそうだよね。3ヶ月しかそこにいないと思ってさ、死ぬ程オサレで可愛らしくて死ぬ程気が利く私を演じたのだから。wwwwwwwww


さて、以上のようなブランディングが完成してしまったところで、ぬるっとすべてを失ったわけなのです。


芸能 (バンド) の仕事に戻れるアテはもうなく、あったとしてももう動く気力は自分には残っていない。目の前の生活のためにこの会社に残るしかない。本来の自分とは違う自分のままで。


当時はまだまだ "ありのままの自分を出して評価される" という世の中の風潮が弱めだったので、特に主義主張のない私は、ステージ上でもコンセプトやキャラクターを作り上げる (つまりは演じる) 芸風でやっていて、たまたまなのかもしれないけれど、私の周りの同業者も、当時演じる系がとても多かった。


なので、演じることそのものに大した抵抗はないのだが、それはあくまでステージ上 (もしくはステージを降りていても、ステージの延長線上の立ち振る舞いをする状況) での話であって、実生活に於いて徹底的に演じたのはこれが初めてだった。※普通そんなことやらない。


みなさんもきっと経験があると思うが、人間というのは最初のその人のイメージ / 印象を強く焼き付ける。同じ場所 (同じ会社) にいながら他者に対してのブランディングを変更するというのは、至難の業なのである。


更に私は元々内弁慶日本代表だったし、幼少期はがっつり人見知りだったし、大人になって緩和されたとはいえコミュ障気味でもあったので、そんな性格の私だから余計にブランディングなんて途中変更できないのである。w


私は結局7年近く、その会社で本来の自分とは違う自分を演じ続けた。


その結果、何年目だったかはもう忘れたが、本来の自分と会社にいる自分との区別が明らかに付かなくなってきて、ブランディングした方の自分 (要は無理している方の自分) が板に付いてしまい、それが物理的な面で本来の自分と成り代わろうとしていた。(※そこからの声なき悲鳴が体の不調やメンタルの歪みを生み始め、スピリチュアルな世界に足を踏み入れたのが2016年であった。←本日コレは割愛。)


7年も演じていれば、

『それはもはや自分じゃないの?』

と思われる方もいるかもしれないが、まぁ確かに自分で思い描いた自分の理想像ではあるので、実際に目指していた自分でもあり、そこには自分が元々持っていた要素もある。


それでも、あまりに誇張が過ぎたのである。


どこかで『や~めた!』と言えればよかったのかもしれないが、バンドをやっていた私は、結構生粋のエンターテイナーの部分があって、自分に寄せられている (と感じる) 期待に精一杯応えようとしてしまうフシがあった。


特に、私が会社で演じていたキャラクターは非常にウケが良かったので、『や~めた!』と途中で投げ出すことは出来なかったのだ。それは芸能人になる夢を諦め “ふつうの人” として生きる自分を守るためでもあった。


うぉぉおお!

これまた明日に続く!長げぇ!www



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姫のきまぐれスピリチュアル情報

(上級者向けだけど勇者は来てもいいよ)

※↑今日の話とはまったく関係ありません。www

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