子どもの「ナゼナゼ期」を気楽に乗り越える方法
わが家の3歳の娘は、半年ほど、
ナゼナゼ期を過ごしています。
娘の「どうやって?」期
娘の場合は、「なぜ」とは言わず、
「どうやって?」を繰り返します。
👩🏻「今日は歯医者さんに行くよ。」
👧🏻「どうやって?」
👩🏻「先生が虫歯がないか確認に来てねって言ってたから。」
👧🏻「どうやって?」
👩🏻「最近おやつをたくさん食べたから、虫歯ができているかもしれないから。」
👧🏻「どうやって?」
👩🏻「どうやってもこうやっても・・」
👩🏻「ママ、トイレに行ってくるね。」
👧🏻「どうやって?」
👩🏻「お腹が痛いから。」
👧🏻「どうやって?」
👩🏻「なんでだろう、食べ過ぎたかな。」
👧🏻「どうやって?」
👩🏻「どうやってもこうやっても・・」笑
みたいな調子で、
延々と「どうやって?」攻撃が続きます。
「どうやって?」攻撃に疲れたわたし
わたしは、以前なにかの育児本で、
「子どものナゼナゼ期には、
親が知っていることは誠実に答えて、
親が知らないことは
子どもと一緒に本で調べるなどすると、
子どもの好奇心が育まれる」
という内容を読んだ記憶がありました。
それゆえ、できるだけ、
娘の「どうやって?」には、
まじめに答えるようにしていました。
しかし、毎日の度重なる、
「どうやって?」攻撃に、
だんだんと疲れてきたわたし。
近頃は、娘の「どうやって」攻撃が始まると、
また始まったなぁ、とうんざりして、
聞こえないふりをすることもありました。
子どもがしつこく「なんで?」という理由
そんな時、こちらの本を読んだら、
しつこい「なんで?」の理由を知り、
「どうやって?」攻撃へのかかわり方を
変えることができ、かなり気楽になりました。
当書によると、
子どもがしつこいほどに「なんで?」を
繰り返す理由は二つある、とのこと。
①お母さんと長く話していたいから
例:無意味な「なんで?」を連発して引き伸ばす
②異議を唱えたいから
例:「なんでもう帰るの?」「なんでできないの?」とか
この二つで考えると、
わが家の娘の場合は、
無意味に会話を引き伸ばしている感じなので、
①「お母さんと長く話していたいから」に
該当します。
そして、①の場合のかかわり方が、
話題をそらしてもかまわない
とのこと。
「〇〇ちゃん(子どもの好きなキャラクター)だったらなんて言うかな?そうだ、なんで〇〇ちゃんが好きなの?」や「なんでだろうねぇ、ところで、お夕食は何にしようか?」
といった調子で、話をそらして良いそうです。
この本を読んで、
娘が「なんで?」を繰り返す理由と、
かかわり方を知った、
わたしの率直な感想は、
「あぁ、もっと早くこのことを知りたかった。」
でした。
今まで私は、
娘の「なんで?」には誠実に答え続けなければ
と思い込んでいたので、
娘の「どうやって?」攻撃に疲れて、
無視してしまうことに、
適当なママでごめんね、
と罪悪感を抱くこともありました。
しかし、そもそも、
娘の目的は、
なぜなのか理由を聞くことではなく、
ただ、ママと会話をしたいだけ、ということ、
そして、話をすることが目的なので、
話題を変えてもよい、ということを知り、
娘のどうやって攻撃にうんざりして
無視するくらいなら、
他の話題に変えて、
娘と別の会話を楽しめばいいのか!
と、考えを変えることができました。
「どうやって?」攻撃に話題転換で応戦
それからというもの、
娘のどうやって攻撃がはじまったな、
と思ったら、
ある程度質問に答えてから、
別の話題に変えるようにしています。
「今日は幼稚園で何を食べたの?」とか、
「そういえば、明日のおやつは何がいい?」とか。
初めは、わたしが勝手に話題を変えたら、
娘に怒られるかな、と思っていたのですが、
意外にも娘は怒ることなく、
むしろ、次の話題を楽しんでくれています。
「どうやって?」攻撃に、
話題転換で応戦することで
娘はわたしとの会話を楽しめるようになり、
わたしも、娘の質問を無視してしまう
罪悪感から解放されました。
それと同時に、
自分と話したいがために、
話を引き伸ばしている娘の姿を
なんだか可愛く思えるようになりましたし、
自分も娘との会話を楽しもう、と
思えるようになりました。
お子さんのしつこい「なんで?」に
疲れている方がいらっしゃいましたら、
「ただ、わたしと話したいなんて可愛いなぁ。」
と、その姿を受け止めつつ、
そっと話題転換してみてくださいね。
今週も、お疲れ様でした。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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