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ミリタリーの彼氏を持つということ

2018年の5月末、そんなわけで私には正式に彼氏と呼べる人が出来た。

30代後半の私が、こんなことで浮かれているのもお恥ずかしい話だけれど、まあまあ毎日浮かれていた。

私は自分の住む福岡の街へ戻ってきたのだけれど、彼は沖縄。海外をぼちぼち旅してきた私にとってみれば、福岡から沖縄なんて、なんでもなかった。

行こうと思えば今すぐにでも行ける距離だからだ。

過去に私はアメリカ人、しかもミリタリーの男性と付き合ったことがあったけれど、その思い出はなんとも微妙なものだった。私に見極める能力がなさすぎたのか、なんなのか、とにかく「実は結婚していた」とか、「アメリカに帰って音信不通になった」とかが多かったので、「もう米軍は無理っす」となっていたのだ。

なのにここにきて、また出会ってしまったミリタリーの彼。

私はなぜこの彼を信頼して付き合おうと思ったのか、それには理由があった。

彼が沖縄にいられる残りの期間や、その後どうしたいとか、将来こういうことをやっていきたいとか、そんな話を私にしてくれたからだ。

「え?そんなこと?」と思うかもしれないけれど、私にとっては大切だったし、何よりもこちらが聞かなくても話してくれたことに好感が持てた。

「日本にいるだけの関係にしたくないから、将来的に僕とアメリカに住むことも少しで良いから考えててほしいな」

そう言ってくれたことも嬉しかった。(本当は日本にいたいけど笑)

ところで、ミリタリーというのは、私たちが思うよりもだいぶ、「予定は未定」なところで、「いついつ、どこどこに行く」とかいうことがいきなり変わることがある。良くある。

まあ、言ってもそんなめちゃくちゃなことは、起こらないだろうと思っていたら、なんとその翌月に、めちゃくちゃなことが起こった。

「7月、アメリカに戻ることになった」・・・・・・・・・



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