ハーゲンダッツな恋愛話。

タイトルから見ると、のろけ話でもするのか?と思った人もいるだろう。
(まあこれがどのくらいの人に届いているのかは、お母さんの声が電話の時2トーンぐらい高くなる謎と同じぐらい謎なんですけども。)

私は恋人の何が好きなのかわからない。
今までは分からなくていいと思っていたし、好きに理由なんかいる?って思ってるタイプだった。でもちゃんと大好きだ。

しかしながら本当に些細な事で、なんでこの人のこと好きなんだ?ってたまになる。何が好きなのか分からなくなるというより「何で好きなんだ?」って気持ちなのがここでは重要。

今日この気持ちが顔をのぞかせたのは、こんなこと。
友人と旅行に行ってる恋人。友人がちょっと出かけた間で電話をかけてきた。

「2分だけ電話しよ。」

これを嬉しいと取るか苛立たしいと取るかは人それぞれ。
私は嬉しかった。2分後までは。

私が楽しそうに話している途中に、ジャランとライン電話の切れる音。

わかってるよ、友達が戻ってきたことぐらい。
でも、そんな切られ方誰が快くなる?

なんでそんなことも分からない人の気持ちの考えられない人のこと好きなんだろ・・・って気持ちが深い水中から這い上がってくるときのように浮き上がってきた。

そういう気持ちになになって次こんなことあったら分かれてやる!って毎回思うのに次の日になったらまあいいかってなっちゃうのが私の良くない所。

甘~い恋愛なんて夢見てたけど、長続きする秘訣なんて、結局は大きな期待をしないことに終着するんよ。

ハーゲンダッツをいつも期待すると、ガリガリ君だった時がっかりするでしょ?(これはこれでガリガリ君に失礼か・・・)

いつもガリガリ君だったら、ガリガリ君も好きになれるしハーゲンダッツも大好きになれる。

今の私は、ハーゲンダッツな恋愛なんて幻だと思ってる。

弱冠23歳にして、達観しすぎかな。
でもこの方が性に合ってるや。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?