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教師と経営者

私は、元高校国語科教諭です。

そのあと、予備校にも勤め、教育産業で、かなりいろいろ学んできました。個別指導もし、一斉指導ばかりしてきた自分が、個別指導の大切さや意味、おもしろさも味わいました。

私は、立場などどうでもいいのです。教諭であろうが予備校講師であろうが、家庭教師であろうが、とにかく教える仕事ができて、生徒や保護者の方と心を通わせ、ああ、わかってくれた!という瞬間を味わいたいし、また、私の指導が、何かしらの影響を与えることができた、と思えたら、しあわせなのです。

そんな私が、数年前、雇われていたら、自分のしたい教育はできない、ととうとう観念し、開業しました。しかも、早く誰かに経営を任せて、私は講師に戻りたい、などという、虫のいい考えをもちながら。

一応経営者になりました。

生活指導も経験していたから、ちゃんとしつけもします。それは、おかしいでしょ?ちゃんと合格できるような自分にならなくちゃ!

でも、代表です。経営者です。きちんと回さなければなりません。きれいごとばかりは言ってられない。

みんなしてあげたいんです。

今は、コロナで学校がお休み。

そんな中で、なんとか学力が落ちないように努力してきました。オンラインを取り入れ、三密にならないような指導をし、自分の教室の生徒だけでもせめて、なんとかしようと頑張ってきました。

ほかの先生とも連携をとり、なんとか進めてきました。でも、経済が回らなくなっている今、みんなが大変です。
ありがたいことに、受講を楽しんで、むしろ欠席したがる生徒はいません。
ただ、みんなが大変。
一つ一つの講座の受講料を考えるのも大変です。

そんなとき、私たちが、どれだけ工夫をし、必死で取り組んでいるか、ということに理解を示してくださる一言が、私たちをいかに元気つけるか、わかりません。

また頑張ろう!という気にさせてくれ、あるこれ工夫する気にもなれるのです。

もしもサポートしていただけましたら、そのお金は文章を書いて人の役に立つための経験に使います。よろしくお願いいたします。この文章はサポートについて何も知らなかった私に、知らないうちにサポートしてくださった方のおかげで書いています。