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自分がない?それって、すごくみんなのために役立ってるかも?

経験的に、あまり色のない人の存在の大きさを知っていたのですが、この記事を読ませていただいて、ああ、本当にそうだなあ、と実感しました。

今時そんなことを言ったら怒られるかもしれないけれど、例えば、何かのグループ、私なら、つい、吹奏楽などのバンドのメンバーを思い浮かべてしまうのですが、結構個性的なメンバーの中で、自分がない、というか、色がないというか、そうそう自分を主張しない人の役割は、とても大きいものだと思うのです。

器で言えば、それだけ呑み込むことの大きさの証拠でしょうし、いつも自分の主張ばかりしている人から包容力は感じられないかもしれないと思います。

老子が、女性や母の存在の大きさを語っていたと思うのですが、何もないからこそ、役立つものはあるのであって、それはもちろん荘子も違うところで語っているけれど・・・。


何もないことの大きさ。ないからこその有。

もしかしたら、一方で価値観が多様化しながら、何でも受け入れているかのような体でいながら、無の価値だけは私たちはあまり尊んでいないのかもしれない、と思いました。

自分がない、はもちろん無とは限りません。

でも、無いことは有ることを支えています。

その支えている自分の価値に気づくことは大切なことだと思います。

周りも自分も、自分を大切にして生きていくために。

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