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写仏部部長による部員紹介✨

最近写仏をしない写仏部部長、Himashunです。

「写仏部」というワード、noteでちょっとづつ浸透してきていますね。

これも部員たちが有能なおかげ。ありがとうございます♪

さて、今写仏部には私を含め8人ほど部員がいるかと思います(幽霊部員も無論含めます)。

とりわけ、エース格三名(野球で言ったら表ローテでカード3タテ計算できますわ)と飛車角の写真班一名とはとっても仲良くさせていただいています。

四名とも、私よりもはるかに素晴らしい記事を書き、フォロワー数もずっと多いのですが、私を部長と慕っていただいてます。

今回は日頃の感謝、というか、部員たちへの愛を込めて、紹介記事を書かせていただきます。

写仏部入門記事です!ぜひお読みください。

・あやのん部員

描いてみた。あやのん部員はプロフィ画像が教卓?なので、代わりにぽんぽこを。

トップバッターはあやのんさんです。

ご存知の方も多いはず!

元気溌剌な元美術教員のクリエイターさんです。

写仏部では元教員の立場を活かして、顧問をやっていただいており、部員たちへの金言も伝授しております。

西洋美術にお詳しく、ラファエロも真っ青な素晴らしい素描や、テンポがよく読みやすい漫画を描いておられます。

一方日本美術に色々ご興味がおありのようで、この後ご紹介する江口部員の仲介あって、まあまあ日本美術に詳しい私の記事を大変熱心に読んでくださってます。

あやのんさんは写仏部立ち上げのきっかけとなった方でもあります。

私が一ヶ月前に突発的に写仏の記事を上げ出すと、あやのん部員が「写仏部?」とコメントで一言。

なぜか真に受けた私は本当に写仏部を立ち上げてしまうのです。(このくだりは明らかに仏さまのお導き✨)

このあやのん部員のご冗談がなかったら、というのは私は想像もできません、部員たちの毎日の写仏記事が楽しすぎて!

勝手に引用、スミマセン。

あやのん部員の作品です。こちらは漫画スタイルの写仏!

飛鳥時代のマスターピース、百済観音を大胆にもキャラクターとして取り入れつつ、その特性を優しく説く素晴らしい漫画です。

背景の蓮の花とか抒情性があって、やっぱ漫画家さんは細かいところまで違うなぁと思わされます。

右のぽんぽこちゃんはとっても純心、一途な気持ちがきっとキセキを起こすことでしょう✨

左のnothing to do here anymore氏は一見冷たいですが、ぽんぽこを思いやる気持ちがあるからこそのこのセリフ。

かんのん、ぽんぽこ、そしてnothing to do here anymore氏をめぐる三角関係の恋模様(?!)。

この先どうなるのか、とっても楽しみ。

あ、あと個人的な話ですが、あやのん部員に頂けるコメントはいつも私の指針になっています。

以前、あやのん部員からコメントで「部長は転生回数が多いかも」って言われたんです。

なんだろう、転生回数って?なろう系のお話かな?と思ってそういうサイトを調べてみました。

そしたら、すごい当たってるなと自分では思ったんです!肩の荷が降りる、というか、楽になった。

本当に勝手に独りでうなずいてただけですが、でもうなずけるってすごい!

そう、あやのん部員の言葉はスピリチュアルな感性に満ちています。


・つきふね部員

つきふね観音様✨

日本の美を追求する雅なクリエイター、つきふねさん。

信州にお住まいで、大変郷土愛に満ちていらっしゃいますが、あおによし奈良の都も大好きだそうです。

自他共に認める癒し系担当❤️、写仏のペースはゆったりですが、とっても素敵な作品を投稿してくださいます。

つきふね部員は特殊能力「インターミディアリィ」の使い手。

インターミディアリィとは月下氷人とも言い、ヒトとモノ、あるいはヒトとヒトを結びつける仲介者の役割を果たします。

私がつきふねさんを存じ上げたのも、信州諏訪の俳画人、岩波其残の記事をnoteで探してつきふねさんの記事にたどり着いたのがきっかけでした。

其残の展覧会、行こうか迷っていたのですが、つきふねさんの記事を読んで信州まで日帰り旅行を決め、行ってきました。最高の旅ができました!

なんと、つい昨日もつきふねさんに信州伊那の画家・池上秀畝の地元で開催されている展覧会を勧められ、来週に高遠の桜を見つつ訪れることにいたしました。

おそるべし、インターミディアリィ。


かわいい。

さて、そんなつきふね部員の作品、やはり本人同様に癒しです。

これ、部内で流行った「阿弥陀如来五劫思惟坐像」という仏像でして、つきふね部員の描いた仏さまは奈良の五劫院というお寺にいらっしゃいます。

こういうニッチな仏様を知っていらっしゃるのもすごいですが、それをかわいく絵画化できてしまうのも素敵ですね。

仏さまの螺髪(パンチパーマ)の描き込みように比して、体は軽やかなタッチ、これにより螺髪の重さが表現できていると私は感じます。

お顔も秀逸、怒りに狂った人間でもこの仏様のお顔を見たら、振り上げた拳が自然と下りてしまうでしょう。

仏さまのようなお顔のつきふね部員の手から生まれる、癒しの仏さま。なんと素晴らしいことでしょうか。


・popo部員

たこちゅーウインナーたち。popoさんです、POPOさんではない!ごめんなさい。

お次はpopoさんです。

東京郊外で絵画教室の先生をされているpopo部員。

プロなだけあって、卓越した画力とすさまじい集中力を持ち合わせていらっしゃいます。

創意工夫も素晴らしく、写仏部員たちを毎回驚かせるような作品を投稿してくださります。

私よりもちょい遅くnoteを始められたそうですが、瞬く間に多くのファンを獲得し、良質な記事は大変愛されております。

上のリンクにのっているヘッダー画像、とっても大好きなんですが、個人的にウィーンと京都で活躍した画家・上野リチの作風を思わせます。

上野リチは「上手い模倣より下手な創作を」と訴え、オリジナリティとデザイン性にあふれる作品を作り続けました。

リチのデザインは下手か上手いかというよりも、夢見る少女が描いたメルヘンチックな絵だなと思うんです。

popoさんの絵も乙女チックな画風で、かわいいおばけまでデザインに登場させる意欲のすごさ。

そして何より真似できない世界観。上野リチといいお友達になれそう!

その点ではpopo部員は永遠の絵描き少女ですなぁ。

気の遠くなるような作業!

そんなpopo部員の写仏です。

先のつきふね部員と同じ、阿弥陀如来五劫思惟坐像ですが、こちらは京都の黒谷さんというお寺の石仏。

点描なのでしょうか、本当にどうやって描いたんだろう、というような作品に仕上がっています。

印象派の画家、ポール・シニャックの作品を私は思い出します。

あちらはカラフルで陽気な雰囲気ですが、popo部員のアートは石仏というメディアを捉えることに重点が置かれた、写実的なものとなっています。

にもかかわらずぱっと見としては、何となく浮遊感を感じる、だまし絵のようなスーパーリアリズムな作品でもあります。

それにしても、すごい勢いで作品を作り続けるpopo部員。

noteでの活動がもっぱら深夜なので部員たちは心配しております。

睡眠は大事ですぞ!


・江口部員

私の中で江口さんは隻眼のイケオジというイメージ。右眼はもちろんカメラ・アイ。下の文字は見ないで笑

最後は写真班の江口敬さんです。

福島でプロの写真家をされていらっしゃる江口部員。

我々のスマホ写真も画質が良くていいものを撮れるかもしれませんが、やはりプロは違う!

そん風に思わされる江口さんの作品、ぜひ一度見てみてください。きっととりこになりますから。

上のヘッダー画像は江口さんの作品。

キャンパスノートが南の海原のように波立つ、不思議な写真です。

雲間から海に一筋の光が差し込み、みなもに淡いスポットライトが当たる、そんな時刻をイメージします。

何気ない瞬間をアートにしてしまう魔術師のような世界観がそこにはあります。

そんな方に写真班の一員になっていただいたのは、あやのん部員の強引な勧誘のおかげ?(私も加担しています笑)

そんな江口さんの部員としての作品。

童子形の聖徳太子立像です。会津盆地の東にある金川寺にいらっしゃいます。

仄暗い光の中にぼんやりと浮かび上がる、ちょっと怖い、威厳あるお顔の太子さまです。

木の質感や厳かな雰囲気までも内包した、とってもいい写真に仕上がっています。

部員たちもこのお写真を写仏いたしましたので、是非ご覧あれ。特にガラス越しになっているので、そのガラスに映る光をどう解釈したかがポイント。

popo部員の作品はこちらから。


あやのん部員の作品は下をクリック。


いかがでしたでしょうか。

是非活動をためらっている部員の方々、写仏部に入りたいけど二の足を踏んでいる方も、ハッシュタグ「note写仏部」をつけて作品を投稿してみてください!

写仏部の輪、広げていきましょう、そこには思わぬ仏縁がありますよ。

最後に部員たちに提案。

今回アイコン画像(あやのん部員だけは、ぽんぽこ)を私はお絵描きしてみました。

是非皆様もお互いのクリエイターさまのアイコン、あるいは勝手なイメージを描いてみてはいかがでしょうか。

これは写仏というか、写仏の片手間の親睦会みたいなものだと思ってくだされ。

私、Himashunのアイコンは江戸南画の中林竹洞の山水画です。

部員たちが思う私の姿、どんなものか、見てみたーい。

以上、部長からでした。

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