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ステップ1:インタビューの準備をする

本項目では、インタビューを実施する前に、どのような準備をすればよいのかまとめます。

基礎資料を集める

インタビューに役立ちそうな情報を取捨選択し、対象となる「事象」「人物」について目を通しておく。

基礎資料としてチェックしておきたいのは、下記の項目。
・対象者の「著書」
・対象者のSNS
・対象者のインタビュー記事やコラム
・プレスリリース(会社や所属団体の公開情報)
・講演、イベント、講座などの情報や動画

【情報収集のポイント】
・気になった「キーワード」をチェック
→知らない単語は調べておく

・対象者の育った環境にもスポットを当ててみる
→後からテーマと繋がり物語性があることも

・過去のインタビュー記事の質問&回答を把握
→同じ質問は避ける
→深堀りはOK

・経歴をまとめておくと◎
→転機が分かりやすくなる
→質問の切り口にもなる

・最新情報や実績も見落とさない
→インタビューの展開に関わる可能性大

イメージトレーニングしておく

似たテーマのインタビュー記事を参考に、イメージを膨らませる。話の展開を考えたり、聞き洩らしを防止したりするうえでも、イメージトレーニングは大切。

イメトレする際は、下記のポイントに注目して参考記事を読む。
・インタビュイーの回答に対して、どのように話を広げていたか?
・インタビューを元に、どのような構成を組んでいたか

テーマに限らず、気になる項目をピックアップしておくのも大切!
深堀りしていくと「実はテーマに関連していた」「過去の経験や趣味が、ビジネスの展開に通ずるところがあった」というケースもあるため、気になる項目はピックアップして、インタビュー時に聞いてみる。

インタビュー開始の「アイスブレイク」としても、「日常」や「趣味」の話題が役に立つ。




マガジンはこちら「取材・インタビュー・ライティング

ー---参考元ー---
・宮本恵理子(2021)『行列のできるインタビュアーの聞く技術』ダイヤモンド社
・note"プロの記者と編集者から学ぶ “伝わる”取材&ライティング講座" Youtube.<https://www.youtube.com/watch?v=TeHjejNC4Jg>


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