猫村さんというひと
昨日、ちょっと気分が沈む出来事があったのだけれど猫村さんを読んだら一気に元気になりました。外で読んでいたので笑いをこらえるのがかなり精一杯。。マスクしてて良かった(笑)
猫村さんといえば最近実写化もされていましたよね。まさか。。!って感じでしたが。
しかし、猫村さんを読んでいてあんなに笑えて癒やされるのは何でなんだろう。
「猫」という存在であり、スーパー家政婦というポジションまで獲得している。なんならcasa brutusで働いていたりもする。その特異な経歴だけではなく、その理由は猫村さんのキャラクターにもある。
少しうっかり者だけど働き者で皆のケアをするのが超得意。お料理も上手だし、その持ち前のリラックスした感じと裏表がない人柄(猫柄?)が次々と出会いを呼び海外ミュージシャンとレコーディングしちゃったりもする。
ただ、人の話に首を突っ込みすぎてよく怒られている。そして怒られてもちょっとは気にしてクヨクヨしない。
きっと猫村さんにとって周りにいる人が悲しい顔をしていたら、まず、大丈夫ですか?と言ってあげるのは当たり前の事なんだろう。
今の時代の人間関係はどうなのだろう?もしかたら猫村さんの世界よりは少しドライなのかもしれない。人の事は人にしかわからないから放っておきなよ。そんな声を聞くことも良くある。確かにそうだ。その人にしか解決できない事だらけだ。
だから、猫村さんタイプの人がいたら、まずうっとうしがられるんじゃ?とも思う。
でもどうだろう?皆、うっとうしがっても嬉しい気持ちもあるんじゃないだろうか。やはり人は人に気にかけてほしい、わかってほしいという欲求がある。だから、掛け値なく皆の事を気にしている猫村さんの存在は癒やしともなりうるのだ。
昨日、私の隣にもどうやら猫村さんがいたらしい(笑)
「まああっ、どうしたのっ。コーヒーでも飲みますか?わたくし最近美味しい豆を見つけたんですのよっ」といった具合に(笑)自戒を込めて言いますが、やはりほしよりこさん以外、猫村さんの言葉は紡げないデス。。
きっと猫村さんが見ている世界は私達よりももっともっとシンプルなのかもしれない。それは、本質を見る、という意味で。
そんな猫村さんに私はマッサージを施してあげたい。まあ、猫村さんもどうぞ休んでくださいよ、と。そそそ、とお茶を添えて。
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