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私の火が消える、その時まで

おはようございます、1月29日のひま餅です。
朝起きたあなたは今日、何を考え、何をして、どのように1日を迎えますか?
普段通り、仕事をしたり、学校に行ったり、変わらない1日を過ごすかもしれませんね。
でも、それが、突然できなくなったとしたら?

私は、何の因果か、まだ20代なのに多くの人が命を終える瞬間に立ち会ってきました。
介護の仕事をしている同期は、もっと多いでしょうね。先日話した友人は「(死に)慣れてきたのがつらい」と話していました。

でも、普通は知り合いが亡くなったり、有名人が亡くなったニュースを聞くと驚きます。
それくらい、生きている人が死ぬ、ということは周りにもショックを与えることなのです。

私は、福祉を学ぶ中で、死について、色んな人に尋ねてみたことがあります。
多くは、「仕方ない、受け入れるもの」と答えました。
そう答えたすぐ後、亡くなった方もいました。
あの方は、死を受け入れられたのでしょうか。

他には「あまり身近に感じない」という人もいました。
比較的若い人に多く、いつか死ぬことは分かっているけれど、今は生きているから、よく分からない。という感じでしょうか。
でも、そんな人でも突然、、ということがあるし、実際に私の身近でもありました。

生き物は、死ぬと動かなくなります。話すことも出来ないし、何も、何も出来なくなります。
それは、人間も同じです。
それが今日かも、明日かもしれないのに、どうして笑顔で生きていられるんだろう?と考えていた時期があります。

と、、考えるのもつかの間、答えがわかりました。そんなこと、考えていられないからです。
毎日死ぬ不安を抱えているよりは、それを忘れて楽しくしていた方が、いざ、突然その時が来ても、未練なく迎えられる。
人間の脳というのは、うまくできていますね。

なので、私はそれに逆らわず、できるだけいつも楽しくいようと心がけています。
たとえいつその時が来ても、後悔しないように。
イライラしたり、ずっと悲しんでいたり、そんな気持ちのまま自分が終わっちゃうの、嫌じゃないですか。
私に死を教えてくれた人たちへ、精一杯いまできることだと思っています。

ありがとう、大切な人たち。
いま、いちばん楽しく生きてる自信があるよ。

ひま餅


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