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世界初‼️MagSafe対応ポータブルアンプ Khadas Teaを素人目線でレビュー【商品レビュー】

🟥はじめに

どうも☺️。地味に毎日投稿継続中です☺️。

先日、運良くパチンコで勝ったので、そのお金で以前から欲しかった風変わりなモノを購入しました。

それがこちら。

ジャン!

なんじゃ😳?この薄っぺらいカードみたいな物体は🤔?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

コイツは、所謂ポータブルアンプというモノ。ポータブルアンプとは、その名の通り持ち運べるコンパクトなアンプの事で、有線イヤホン・ヘッドホンの力を多いに引き出してくれる良き相棒です。

略して『ポタアン』などと呼ばれ、コアな音楽ファンに愛されているオーディオ機器なのです。

そして、今回レビューする本機はただのポタアンではなく、世界初のMagSafe対応ポタアンなのです。

つまり、iPhone12以降であれば、背面にピタッ!とくっつけられる地味にスゴイヤツなんです!

その名も、Khadas Tea(カーダス ティー)と言います。茶🍵。

~今回の流れ~

🟥Khadasとはどのようなメーカー?

🟥本機の仕様

🟥本機の使用方法

🟥本機の音質

🟥まとめ(良い所・気になる所)

こんな方々のお役に立てれば、という思いで執筆しました。

・ポータブルアンプというモノがどういうモノなのか、購入する・しない上で判断材料の一つにしたい方

・クラウドファンディングとしてプロジェクトが公開された頃から興味があったが、価格面で手を出しづらく、どのようなモノなのか知りたい方

よろしければ、お付き合いください🙇‍♂️。


🟥Khadasとはどのようなメーカー?

Khadasとは、2016年に中国で設立された新興メーカー、Khadas Technology Co.ltdのブランド。

オーディオ機器やSBCシングルボードコンピュータ等、様々な機器を製造販売しており、その中の一つがKhadasブランドの本機というわけなのです。

本機はIndiegogoというクラウドファンディングサービスにて今年の2/10まで受付られていました。

それが一般販売され、今年の6月頃にAmazonにも安定して供給されるようになったのを機に、筆者が購入したカタチになります。


🟥本機の仕様

こちらでは、本機の同梱物や仕様、特長などをご紹介して参ります。

🔴同梱物

外箱上面。まるでApple純正品のようなデザイン。
右側面。シリアルナンバーや製品のカラー、仕様が記載されている。
様々なオーディオテクノロジー、Bluetoothコーデックに対応する。aptX Adaptiveに対応していないのはちと残念。
裏面。
内容物はUSB-C to C、C to Lightning各1本(写真左上)、取扱説明書・保証書(左下)、本体(右下)。

外箱のデザイン・品質はまるでApple純正品のように高く、内容物もしっかりと保護されていました。コレは好印象ですね。


🔴仕様

✅入力端子:USB端子

✅出力:3.5mmイヤホンジャック

✅DACチップ:ES9281AC Pro

✅対応ビットレート:PCM32bit/384Khz、MQA、DSD256

✅Bluetoothチップ:QCC5125

✅接続:Bluetooth 5.1

✅アンプ:RT6863D

✅THD+N:0.000447%(-107dB)@32Ω,1Khz

✅出力レベル:165mW(2.3Vrms)@32Ω

✅S/N比:116dB

✅再生時間:8時間

✅対応OS:iOS、Android、iPad、Mac、Windows、Linux
Amazon商品ページより引用

イヤホンジャックは3.5mmのみ対応で、バランス接続には非対応です。

ポータブルアンプなのでバッテリーを内蔵しており、最大8時間の再生が可能。しかしコレはイヤホン・ヘッドホンの種類や音量によって大きく変わりますので、あくまで目安と捉えた方が良いです。

様々なOSに対応しているので、機種を選ばないのは嬉しいポイント。


🔴特長

✅充電式バッテリー内蔵(1160mAh)

✅LDAC及びaptX HDによるハイレゾリューションBluetoothオーディオ

✅スマートフォンのハイレゾ音源(MQA、DSD、PCM、ロスレス)を再生可能

✅Bluetoothでの通話に対応したマイクを搭載
Amazonの商品ページより引用

充電式バッテリーにより、長時間音楽を聴ける事は勿論の事、Bluetoothの高音質コーデックLDACやaptX HDにも対応。

本機とスマホを接続すればハイレゾ音源の再生も可能で、更には通話も可能。

ポータブルアンプとしての必要最低限の能力がしっかり備わっているので、外観だけでなく中身も充実した製品となっています。


🟥本機の使用感

こちらでは本機の外見や使用方法、使用感のご紹介をして参ります。

🔴外見

表面。
右側面。左は音量-、右は音量+ボタン。
左側面。電源ボタンがある。どのボタンもクリック感がしっかりあって、質感の高さをココでも感じられる。
裏面。極めてシンプルだ。
裏面をアップで撮影。Khadasのロゴが刻印されている。
表面をアップで撮影。アルミボディで質感が極めて高い。
スマホに装着するとこうなる。本機は薄型軽量なので、装着して取り回しの邪魔になる事は無い。
MagSafe対応なので、スマホを裏返した程度で脱落する事は無い。磁力は一般的なMagSafeアクセサリーと同程度で、可もなく不可もなくといった感じだ。

🔴サイズ感

ヨコ:63.8mm

タテ:95.5mm

厚さ:7.95mm(最厚部)
Amazonの商品ページより引用
CIOのMagSafe対応ハイブリッドバッテリーと本機、一般的なサイズのカードとの比較。

非常に薄型軽量で、ポケットに入れても邪魔になりません。

また、本機はスマホとUSB-C to Lightningで接続して使用出来るだけでなくBluetooth受信機能があります。つまり本機とスマホを接続しなくても使用可能です。

本機のコンパクトさを活かし、胸ポケットなどに本機を忍ばせ、有線ᖳᖰを繋ぎ音楽を聴くといった使い方も出来ます。


🔴使用方法(有線接続)

主な使用法は上の写真のようにスマホと本機を接続し、有線イヤホン・ヘッドホンを接続するもの。

ちなみにUSB-C to LightningケーブルはMfi認証を受けたものならば、付属品以外のものでも問題なく使用できますので、断線しても絶望する事はありません。

本機の(表面から見て)左側面の電源ボタンを3秒押すと、起動します。

電源が入ると、表面のLEDランプが青く点滅する。

これで使用する事が出来るようになります。とってもカンタンです。

ちなみに、(表面から見て)右側面の音量+・-ボタンは、デフォルトでは曲送り・戻しの役割になっております。

音量+・-の役割に変えたい場合は、電源ボタンと音量+ボタンを2秒同時押しすれば、切り替える事が可能です。

ですが一般的なポタアンと違い、普通にスマホ側の音量ボタンで音量の調整は出来ますので、切り替える必要性はないと思います。

電源を切る際は、電源ボタンを5秒長押しすればOK。


🔴使用方法(Bluetooth接続)

スマホのバッテリー残量が少なく充電しなければならない時や、スマホと本機を有線接続の際、断線が怖くてポケットに入れられない。

また、通話もしたいという場合はBluetooth接続がオススメです。

ペアリング方法はカンタンで、電源ボタンを6秒長押しするだけ。あとはデバイスのBluetooth設定で本機を選択すれば、すぐに使用出来ます。

このようにバッテリーウィジェットにもバッテリー残量が表示される。

通話の際は、電源ボタンを1回押しで電話に出る事ができ、2回押しで着信を拒否する事が可能です。

電源ボタンを2秒長押しで音声アシスタント(Siriなど)の利用も可能。

ポータブルアンプとしての音質面の追求だけでなく、利便性も追求されているのは好印象。


🟥本機の音質

それではいよいよ、本機が一体どのようにヘッドホン・イヤホンの音質を引き出してくれるのか?ご紹介して参ります。

本機を入手する前までは、有線で音楽を聴く際は純正のLightning to 3.5mm変換ケーブルを通していました。

しかしどうしてもパワー不足感があり、音量を上げても音が小さくスカスカな印象が拭えなかったので、基本的にはPCにオーディオインターフェースのMOTU M2を繋げて聴いていたのです。

⏬使用したイヤホン・ヘッドホンはこちら

ゼンハイザー IE300。低音やや強めだが、中高音域もしっかり聴こえる楽しいサウンド。
ソニー MDR-M1ST。やや中音寄りのフラットな音質が特徴のモニターヘッドホン。

しかし、本機があればわざわざ高音質な音楽を聴くために家にこもってPCに張り付かずとも、あらゆる場所で音楽を楽しむ事が出来るようになる、と感じました。中々良いですね。

本機の味付けの傾向としては、イヤホンやヘッドホンの本来の特性を壊さずに、各音域をバランス良く肉付けするモノ。

ゼンハイザーのIE300は、本来の持ち味である"聴いていて楽しいメリハリサウンド"が不快にならないレベルで強調して表現され、ソニーのMDR-M1STは、ボーカルの聴き取り易さや音場の広さを正確に感じ取れる、モニターサウンドを元の味を壊す事なく均等に肉付けして表現。

純正変換ケーブルでは失われスカスカになっていた各音(特に低音)もしっかり聴こえ、音量も十分なレベルに。

さすがに出力の高さが求められるウン10万もするハイエンドヘッドホンなどは鳴らしきれないでしょうが、筆者が所持している、3万円台のイヤホン・ヘッドホン程度なら十分に鳴らしきれるものだと思いました。


🟥まとめ

🟥 音質まとめ

🔴各音域をバランス良く肉付け。イヤホン・ヘッドホンの元の良さを壊さない味付け。
🟥本機の良い所☺️

🔴MagSafe対応なので、(iPhone12以降であれば)背面にピタッと装着し一般的なポタアンと違いスマートな運用が可能。

🔴MagSafe非対応スマホでも、MagSafeマグネットリングなどをスマホ側に接着すれば使用可能。

🔴(Bluetooth接続時)通話や音声アシスタントの使用も可能で、利便性も考慮されている。

🔴製品の品質が高く、所有感が満たされる。

🔴現在専用アプリが開発中で、かつファームウェアアップデートによりBluetooth送信機能が実装される予定(ソースはAmazon商品ページのカスタマーQ&Aにおける公式の回答)。つまり、本機を経由すればiPhoneでLDACを聴くことが出来るようになるかもしれないという事。
🟥本機の気になる所🤔

🔴価格が28,000円と中華製品としては(失礼かもしれないが)高い。気軽に入門用ポタアンとして手を出せる価格ではない。

🔴aptX Adaptiveに非対応。

🔴Bluetoothは5.1までの対応なので、今後普及するであろうBluetooth5.2のLE Audio等のコーデックには対応しない事。

世界初のMagSafe対応ポータブルアンプという発想が非常に面白い本機。今までポタアンというものに触れた事の無い人達が興味を持つ最高のきっかけとなりうる製品なのですが、それにしては如何せん価格が高過ぎます。

同じ中華メーカーでも、Fiio(フィーオ)というメーカーは1万円台でスティックタイプのDACを販売中ですし、MagSafe対応に興味がなく単純に音質を追求したい方はそちらの方が良いかもしれません。

ただ、筆者はAmazon商品ページにおける、公式の回答のおかげで本機の今後が楽しみで仕方ありません☺️。ついにiPhoneでLDACを聴けるようになるかもしれないのですからね☺️。

オススメか否かで言えば『サイフと相談』といった所でしょうか。ハッキリしない答えでスミマセン😅。


🟥最後に

如何でしたでしょうか?

今回はニッチな製品のレビューをお送りしました🙇‍♂️。

次回は、先週投稿したMOMENTUM 4に、本機で有線接続した感想を追記して再投稿予定です。

その次は毎度恒例のAmazonセール情報のご案内をさせていただきます。

それでは、今日はこの辺で🤗。

また会いましょう☺️。


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