見出し画像

スマホに外部レンズって必要?MomentのMシリーズレンズを検証してみた! その1

その2(魚眼、マクロ、アナモルフィックレンズ編)はこちら

📸まえがき ~最早スマホに外部レンズは必要ないと言えるけど…~

今となっては、スナップ写真程度なら外部レンズに頼る必要がなくなりました…けど。

かつてスマホのカメラ性能が今ほど優れていない昔から存在した、スマホ用外部レンズ。

筆者がiPhone SE(第1世代)を使っていた頃(2016年頃)はまだ望遠や超広角カメラを搭載した機種が存在せず、撮影の幅を持たせるには外部レンズが必須と言えました。

しかし、2023年の今となってはスマホのカメラ性能も大幅に進化しました。中には望遠100倍ズーム(光学10倍×デジタル10倍)を搭載した機種も存在しており、もはやスマホには外部レンズがいらなくなった、と言うことも出来ます。

…けど。


📸じゃあなんで筆者は買ったのか?

思えば、今まで色々散財してきたものです💸。

という話になってきますね😅。

なぜ筆者がShiftCamやMomentの外部レンズを買い始めたかと申しますと、それまで使用していた機種がiPhone12 miniだったから。

12miniは広角と超広角カメラのみで、望遠カメラが搭載されていないので、構図の自由度に幅を持たせるとなると外部レンズがどうしても必要だったのです。

14Proを買ってからも、一番センサーサイズの大きい広角カメラを中心に撮影したかったので、Momentの望遠やワイドレンズを買い漁り、今に至ります😅。


📸本題へ😅

…お待たせいたしました!本題に入ります!

そんなこんなでMomentの外部レンズに散財してきた筆者😅。気づいたらほぼ全てのレンズを購入しておりました😅

ならばと、「気になってるけど、地味に高いしどんなものなのか知りたいな🤔と考えていらっしゃる方のお役に立てるかもしれないと思い立ち、記事を執筆するに至りました!

今回はMomentのMシリーズレンズの検証・その1をお送りいたします!

それでは早速‼️


📸Moment Mシリーズレンズ使用時の注意点

色々と注意点がございますので、ざっくりと解説!

📸注意点その1:レンズ単体では使用出来ない!

これは全ての外部レンズに言える事ですが、レンズ単体では使用する事が出来ません。

そのため、レンズ用のマウント、若しくはマウント付きのiPhoneケースを別途購入する必要がある点に注意です!

様々な種類のマウントがあり、例えば…。

上記リンクのケースにはドロップインタイプのレンズマウントが同梱されており、それを装着する事によってMシリーズレンズを使用する事が出来るようになります。

こちらはMomentのドロップインレンズマウント付きケース。広角カメラ部分の鍵穴のような場所に取り付けます。取り付けはバヨネット式。
望遠レンズを取り付けたもの。

また、シンプルなクリップタイプのものもありますが、(2023/9現在)日本のMoment公式ショップで品切れしており、手に入りやすいのがドロップインレンズマウントタイプとなります。

ちなみに…。

🤔おすすめはどっちのタイプ?

おすすめはドロップインレンズマウントタイプか、マウントとケースが一体化したタイプです。

(ドロップインレンズマウントは全てのiPhoneケースに対応していない点に注意!)

何故かと申しますと、クリップタイプと違っていちいち位置合わせをする必要なくレンズを装着できるから。

クリップタイプは簡単ではありますが、取り付け位置が振動でズレやすかったり(1mmズレただけでレンズの性能が発揮出来なくなる)、挟み込む事によりディスプレイを圧迫してしまうので、個人的には…といった感じ。


📸注意点その2(超重要‼️):作例あり。iPhone14以降とは相性が悪い…💦

もし読者様のスマホがiPhone14(ProやPro MAX含む)だったり、Galaxy S23 UltraやPixel7 Proだった場合は、Mシリーズは購入しない方が無難かもしれません💦

実際筆者もメインの14ProでMシリーズを使用しておりましたが、Momentからリリースされているアプリ「Pro Camera by Moment」の(それぞれのレンズに対応した)専用モードを持ってしても画質がよろしくなく、ガッカリする可能性大。

作例を。14Pro+望遠レンズで撮影。春頃の帯広市繁華街のようす。特に望遠レンズの画質がよろしくなく、滲みが発生したり、被写体がぼんやりと写ってしまう…。
こちらも14Pro+望遠レンズで撮影。中札内村の六花の森にあった鳩の石像。鳩の輪郭がボヤけてしまっているのがお分かりいただけますでしょうか?

擁護のために申し上げておきますが、サブの13miniでは問題なく使用できておりますので、おそらくスマホ側のレンズとの相性がよくないために起こってしまう問題なのかと。

そのため、13以前のiPhoneを使用されている方には、Mシリーズレンズは全然アリと言えるでしょう。

13mini+望遠レンズで撮影。国際農業機械展のようす。特にボヤけたりせず、問題のない写り。
こちらも同じく。クッキリハッキリしております。

📸注意点その3:14Pro以降を使用するなら、新型のTシリーズを買った方が良いかも🤔

コレはその2に付随する理由ですが、Moment側もMシリーズでは最新スマホに対応しきれなくなったのを痛感したのか、新型のTシリーズを先月16日に発表しました。

そのため、現在14Proを使用していたり、15Proを使用予定の方はTシリーズを購入する方が良いかもしれません。

ただし、現在はアメリカ本国のMomentでしか購入出来ず、送料等込でかなり高額になってしまうので、日本のMomentで発売されるのを待つのが無難かも🤔

日本のMomentでも予約販売されておりますが、いずれも26,400円と外部レンズとしてはかなり高額な部類です。値下げされる時がいずれ来るものと思われますので、その時に購入でも全然大丈夫かと。

まあ、筆者は買っちゃうんですけどね😅。何種類か購入したら網羅的にレビュー予定です!お楽しみに!


📸いよいよレンズ紹介‼️作例もあるヨ

お待たせいたしました🙇‍♂️。いよいよレンズ紹介となります!

今回は需要が高いと思われる、望遠レンズとワイドレンズのご紹介となります。撮影に使用したiPhoneは13 mini、アプリは敢えて純正を使用しました。

(一応Pro Camera by Momentという有料アプリで、それぞれのレンズに最適化されたモードで撮影出来ます。そうするとより高画質に撮影する事が可能となります)

1️⃣58mm 望遠レンズ

はじめは、おそらく最も需要が高いであろう望遠レンズから。

広角カメラでは被写体が小さくなりすぎる場合や、ほんの少し圧縮効果を効かせた写真を撮りたい場合に活躍します。

こちらが望遠レンズ。iPhone13 miniとの対比。
大分小ぶりで可愛いヤツです。
三脚を使用し、全く同じ地点から撮影。場所は帯広市の緑ヶ丘公園です。こちらが広角1倍。
広角2倍。
こちらがMomentのMシリーズ望遠レンズを装着して撮影したもの。1.7~8倍くらいにしてくれるイメージですね。
画質を保てるギリギリの広角2倍デジタルズーム+望遠レンズで撮影。かなりアップで写せております。これなら、ほんの少し圧縮効果を効かせた写真が撮れますね。

2️⃣18mm ワイドレンズ

お次は、望遠レンズと同じくらい需要が高いであろうワイドレンズを。

iPhoneの(というよりは全スマホの)超広角はセンサーサイズが広角より小さく、画質に差があって超広角で撮りたくない。…けど、広い画角で撮りたい!という時に活躍するレンズです。

同じくiPhone13 miniとの対比。
サイズは望遠レンズとほぼ同じですが、カタチが特徴的なので見た目にわかりやすいつくりとなっております。
先程と同じく、緑ヶ丘公園で撮影。こちらは広角1倍。
超広角0.5倍。明るい場所なのでほとんど違和感がないが、厳密に見ると広角に比べ画質が劣る感じですね。
広角1倍+ワイドレンズを装着して撮影。かなり画角が広くなりました。広角と超広角の中間くらいの画角ですね。

📸あとがき

如何でしたでしょうか?

筆者個人的にはめちゃくちゃ楽しいガジェットの外部レンズ。だけどほとんどの人にとって必要ないモノと言うことも出来るため、「書いてて楽しいけど、こんなん誰得やねん😅と思いながら執筆しました😅。

本記事が皆様のお役に立てたのなら、幸いでございます🙇‍♂️。

次回は魚眼レンズ、マクロレンズ、アナモルフィックレンズを検証予定です。お楽しみに!

それでは、今日はこの辺で🤗。

また会いましょう☺️。

その2(魚眼、マクロ、アナモルフィックレンズ編)はこちら


人気サイトである「note」を利用している当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

よろしければ、サポートをお願いいたします!筆者のブログをより良くするためだけに使わせていただきます!