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プレゼンで「緊張」しなくなったのはヨガのおかげだった

仕事における重要なプレゼンテーションや商談での提案、そういった失敗が許されない場面で緊張してしまい、思うように実力を発揮できないという悩みを持っている方が多くいると思います。今回は、「緊張」について話をしていきたいと思います。

モーハン:私自身の経験談となりますが、ヨガを習慣にするようになってから緊張するということがほとんどなくなった気がします。それが何故なのか不思議に思ってました。ヒマギリ先生は、大事な場面や人前で話をする時、緊張されるんでしょうか?

ヒマギリ:ぜんぜん緊張しないよー。でもヨガをやる前の頃は、緊張することは多少あったかな。

モーハン:ヒマギリ先生が緊張してるところ、見たことないですね。100人以上のヨガレッスンの時も、大勢の前で話される時も、普段とぜんぜん変わらないですよね。

ヒマギリ:むしろ1対1で話すときの方が何話したらおもしろいかなって気を張っちゃう(笑)。

モーハン:(笑) 先生もヨガがきっかけではあるんですね。僕もヨガをやる前は、仕事の大事なプレゼンや提案の時に、どうしても緊張してしまうという悩みにいつも苦しんでました。

ヒマギリ:どうしても人の目を気にしたり、他人からよく見られたい、絶対に失敗したくないっていう思いがあると緊張しちゃうよね。

モーハン:そうなんです。緊張しないように深呼吸したり、事前に何回もリハーサルをして自信をつけても、いざ本番となると、心臓がバクバクしたり声や手が震えてしまって、自分の緊張に気づいてさらに緊張していくという悪循環、、

ヒマギリ:そういえばモーハンが最初ヨガをはじめた頃、体がぷるぷる震えるくらい無理にポーズ取ってた。仕事でも私生活でも、何事も全力で頑張る人なんだろうなって思ったのをよく覚えてるよ。

モーハン:そう言われてみると、ヨガをはじめた頃は、難しいポーズの時にかっこよく見られたいとか、体がかたくてつらくてもポーズができてるように見せたいと、無理に頑張ってました。。ヨガのポーズでも、できないことが嫌で、よく見られたいという思いが強く、自分のことばかり考えてました。

ヒマギリ:ヨガでは自分のポーズの完成を目指す、きれいにポーズをとるのがゴールだと思いがちなんだけど、ヨガはサンスクリット語で「繋がる」という意味。どれだけ周りの人や社会と繋がっていけるか、関係性を深めていけるか。ここを学んでいってほしいと思ってる。

モーハン:ヨガ=「繋がる」、このことを普段のヨガの練習を通してたくさん学ばせてもらっています。そうでした!ここに答えがあったんですね!

ヒマギリ:「いかに目の前の人に意識を向けられるか」。自分にばかり意識が向いてしまうと、結果に執着してしまい、「緊張」が手放せなくなる。繋がりを深めていくために実践するべきことはとてもシンプルだよね。

モーハン:クライアントやお客さんの目標のために、どれだけ必死になれるか、どれだけ夢中になれるか、ということですね。プレゼンの目的を今一度見つめなおしてみると、自分がうまくやろうということではなく、いかに相手目線になれるか、忘れがちですね。自分の成功や失敗を気にするのではなく、ただただ相手を喜ばすことができるか必死に向き合うこと、とてもシンプルなことでした!

モーハン:このことを普段のヨガ練習を通じて自然と実践できていたかと思うと、ヨガの学び恐るべしです。と言いながらすみません。。恥ずかしながらお伺いしますが、具体的に普段のヨガのレッスンや練習の中で、どのように取り組まれていたのでしょうか?

ヒマギリ:モーハン何回も聞いてるはずだけど・・・(笑)。
普段のヨガのレッスンの中では「周りの人と動きを合わせる」、「周りの人と呼吸を合わせる」ということを大切にしてる。自分意識から離れ、同じ空間にいる他の生徒さん達と合わせることに夢中になる練習をする。ヨガのアーサナを通じて、頭ではなく体で感じてもらうことで、普段の生活の中でも、自然と「自分のため」にではなく、「周りのため」に動いていくことができるようになる。

モーハン:何度もお伝えいただきありがとうございます(笑)。一緒にヨガをする周りの人と動きを合わせることで、自然と誰かのために必死になることを学ばせていただいておりました!頭ではなく、ヨガで体を動かして実際に体感することがとても大切ですね。

モーハン:緊張するという時、何を目的に、何のために取り組んでいるのか、をもう一度見直してみるといいのかもしれません。自分がうまくいくかどうかではなく、ただ目の前の人に必死になること。どうしてもそのクセが抜けないようであれば、一緒にヨガしてみましょう!


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