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うつ病との付き合い方

うつ病との付き合い方は、人それぞれ色んな意味を持ちとても難しい事だ。自分がうつ病患者である場合に加えて、うつ病を患っている人との付き合い方もあるからだ。実際の職場や学校などでは、うつ病であることを隠して生活を送っている人もかなり多いのではないかと思う。何故そう思うかというと私自身がそうであったし、そういった考えの知人、友人も少なからずいたからである。そうして周囲に言わないまま仕事を続けていくとひどい状態になってしまう。

何回か私の鬱の症状については書いたことがあるが、薬を飲んで自宅でのんびりと過ごすことで精神的安定を得ることができるようになった。しかし薬は人によって違いがあると思うが副作用があり、私は体重がかなり増えてしまった。それ以外の眩暈や動悸、発汗、震え等々、全て伝えるのに1000文字くらいは楽にかかってしまうだろう。

もしも自分がうつ病だったらどの程度の人までオープンにするのか、もしも自分の仲の良い友達がうつ病であると打ち明けてきたらどんな接し方をするのか、等々色々なケースが考えられるためこうすれば良いという答えのようなものが難しいと思う。

うつ病患者は距離感が難しいという記事を以前に書いたのだが、心配をしてどうにかしてあげたいという気持ちで距離を詰められるとストレスを感じて親身になってくれる人と疎遠になってしまったり、しかし何か仕事をしたいと思った時には、親身になってくれていた人達はもういないのである。

うつ病は脳の病気という事が最近になって少しは認知されてきているのではないだろうか?うつ病はただの怠け者なのか?、自分に甘えているだけなのだろうか?そんなことはない、うつ病はそういう病気なのだと思う反面、病気だから仕方がないと言って怠けているんじゃないか、病気のせいにして自分を甘やかしているのではないかと自己嫌悪に陥ってしまう事もよくある。

うつ病が寛解することは非常に少なく一生付き合っていく人が殆どである。ずっと付き合っていくこの病気とどう向き合っていくか、それが一番大事な事で難しい事なのだと感じるこの頃である。

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