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最底辺人間の自伝

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70年代生まれ。生活保護を受給している最底辺の人間です。現在父子家庭で中学生の息子を育てるうつ病患者の、今までの半生を記した自伝的小説、自伝的エッセイになります。
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#薬物依存症

最底辺人間の自伝

まえがき体調に変化を感じ通院 うつ病と診断され、その後離婚、子供を引き取り辛い状態での育…

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第五十二話 続かない仕事

次の日私は仕事を休んでしまった。久しぶりにマリファナを吸ったのもあったし、仕事が嫌になっ…

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第五十一話 悪魔の誘惑

二日目の朝目を覚ますと起き上がることが出来ない。筋肉痛だった。全身の力を振り絞って起き上…

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第五十話 働くという事

18歳の冬、初めての一人での年越しだった。誰もいない部屋、今のように携帯電話が普及していな…

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第四十七話 チンピラのお仕事

私は最初に売人を始めた頃はどちらかというとカタギに近い感じであったが、自然と準構成員とい…

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第四十一話 売人の日常

16歳の頃の私、自分自身が若かったので、販売する相手も自然と若くなっていた。世代が近いと都…

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第三十九話 売人になるまで

シンナーをやっている知り合いはいくらでもいた。だがその入手ルートは、ほとんどがヤクザがらみで、ヤクザ以外だと不良外国人が数人売人をやっているくらいだった。薬物の売はヤクザにとって重要な資金源であるため、それを荒らすような行為は絶対にやってはいけない行為であった。 私の薬物の入手ルートはいくつかあり、その一つでもあった○○組の売人とは顔なじみにもなっていて、組の幹部の人からも目をかけられて可愛がられていた。私が引っ越した所はその○○組のシマウチだったのである。 何日か考えた

第三十八話 退学から引っ越し

私は高校一年生の冬に学校を辞めた。自分の意志ではなかったが後悔はなかった。学校を辞めたの…

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第三十三話 日常生活には薬物

高校に入り停学になったことで、より遊びに比重を置くようになっていった。そうなったのは、お…

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