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最底辺人間の自伝

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70年代生まれ。生活保護を受給している最底辺の人間です。現在父子家庭で中学生の息子を育てるうつ病患者の、今までの半生を記した自伝的小説、自伝的エッセイになります。
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#日記

最底辺人間の自伝

まえがき体調に変化を感じ通院 うつ病と診断され、その後離婚、子供を引き取り辛い状態での育…

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第四十八話 売人失格

売人には自分の商品を自分で食ってはいけないという暗黙のルールがある。とは言っても薬をやら…

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第四十七話 チンピラのお仕事

私は最初に売人を始めた頃はどちらかというとカタギに近い感じであったが、自然と準構成員とい…

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第十五話 休日

今回はとある休日のお話です。 私の祖母が通っている近所の美容室には、私より一つ年上の「さ…

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第十四話 ろくでなしブルース世代

私の学校は男子は普通の学生服(学ラン)であった。当時はなんといってもビー・バップ・ハイス…

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第十三話 柔道部物語

柔道部物語、当時ヤンマガで連載していた漫画で、柔道を題材にした漫画の中で私が一番好きな作…

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第十二話 中学生

転校してから二年半、私は中学生になった。私の通っていた中学校は一学年約400人で全校生徒で1200人以上いる、県内でも人数の多い学校だった。 「てっちゃん、何組だった?俺は5組だったよ」(てっちゃんとは小学生時代のT君である) 昇降口に張り出されたクラス表を見ながら聞いた。 「俺は3組だった。みんなバラバラになっちゃったな・・・」 仲が良かったメンツはほとんどが違うクラスになっていた。だが、そんなことは心配する必要もなく、すぐに新しい友達が出来るんだろうなと感じていた。

第十一話 良い事・悪い事

もう普通の学校生活に完全に戻った。登校班で通学し、教室で授業を受け、休み時間には友達と遊…

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第五話 転校

転校初日、期待と不安を抱えながら祖母と学校に向かった。職員室で担任になる先生から学校の説…

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第四話 母の話②

 私は関東地方の片田舎でうまれた。その当時の遊びは今とは全然違い、川で泳いだり、トンボや…

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第三話 母の話①

前話から遡って実家で暮らしていた9年間と、母と私の親子関係等について少し話していこうと思…

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第二話 母親がいなくなった②

母の持ってきた大きなバッグには私の着替えなどが入っていた。学校を休んで堂々と遊んでいられ…

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