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考える種

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人生を主体的に動かしていただけるノートを集めています。
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記事一覧

差し色としての希望

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 良いときも、悪いときも、人生というのは決してひとつの色ではないわけで、自分の人生の景色を注意深く見ると、必ずそこにはさまざまな色がある。

 だから、悪い時も、自分の人生が悪い一色ではないということをちゃんと見ればいい。必ず差し色としての希望がある。

 逆に良いときも、風景のどこかに黒雲があるかもしれない

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人生という草むらの中に投げ込んでおいた方がいい。

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 何かが完璧にできないときに、それでいやになってしまうのではなくて、むしろ中途半端でもやるだけやった方がいい。

 途中までしかできなくても、その途中までやったことが、後にジグソーパズルのピースになる。

 人生というジグソーパズルは、絵ができるかどうかわからないけれども、気づかないうちにきれいな絵ができてい

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魂の自発的呼吸の一つの徴表

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 自分だけの言葉を持っている人は強い。

 文章でも、公の場での発言でも、その人が咀嚼して、その人の体を通ってきた、その人だけの言葉は強い。

 逆に、ただ他から来たものをトラップしてパスしただけの、あるいは受け売りの、または権威や大勢に従った言葉は虚しい。

 自分だけの言葉を持つことができているかどうかは

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心がよく整理されている人

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 友人が成功したり、幸福になったりした時、それを羨んだり、嫉妬したりする人がいる。

 でも、もったいないことである。そもそも、友人がうまくいくかどうかと、自分がうまくいくかどうかは独立事象であって、友人がうまく行った分、自分が下がるわけではない。

 さらに、友人がうまく行った場合と、うまく行かなかった場合

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自分の心のお医者さんになる

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 音楽には一瞬で気分を変えて、転換する力がある。

 だから、音楽をうまくつかって生活の句読点とすれば良い。

 今自分が聞きたい音楽というのは、つまり、そのような感情の変成作用を求めているのである。

 自分と対話して、今の心に必要な音楽というビタミンを処方すればいい。

 たくさん音楽を知っていると、適切

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その時間だけ光が当たる。

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 世の中には駄目なものはいっぱいあって、つい怒ったり、いやだなあと思ってしまうけれども、そのことを想っている分、脳がその情報処理につかわれてしまう。

 だから、できるだけ、好きなもの、良いものを想う時間を過ごせばよい。

 良いもの、好きなものは、想っている間、脳の回路を育てるだけの深みや力がある。

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みんながのびのびと呼吸できるスペース

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 何か困ったこととか、認めがたいことがあった時に、それに積極的にかかわってなんとかするというのも一つのやり方だけれども、「スルー」してやり過ごすのも別の方法である。

 自分とそぐわないことがあった時に、それに関わると相互作用が生じてしまう。

 世界は十分に広いので、自分と、そのそぐわないことが両立するスペ

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かつて存在もしなかったことをうまく想起する

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 創造することは、思い出すことに似ている。

 創造することは、脳の側頭連合野に蓄積された記憶が、結び付けられたり再編成されたりして出てくることである。

 その時の方向性を定めるのが前頭葉で、前頭葉のリクエストに従ってその方向の引き出しが行われる。

 このプロセスは思い出すことに似ている。
 
 創造する

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劣等感の近くに天才がある。

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 欠落こそが才能であるということがよくある。

 欠落しているということは、つまり、その分、脳の中に「隙間」があることになり、その空白を埋めようという自律的な活動が生まれたり、その空白を他の能力が使用するということがあるからだ。

 欠落は劣等感に結びつきやすいが、そこにこそ才能の所在があることが多い。

 

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何回でも、何十回でも、何百回でも戻ればよい。

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

人生においては、気が散る、というか、逸脱することはどうしてもあるんだから、その度に、はっと気づいたら、戻ればいい。

自分にとって大切なものへは、何度も回帰すればいい。

気が散ったり逸脱すること自体が悪いのではなくて、戻らないことが悪いのだ。

一度道を外れて戻ると、自分にとって大切なものを、新鮮な目で見る

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絶対零度の立場からみれば、人生はみんな同じ

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 成功するとか、社会的地位が上がるとか、そういうことを気にする人がいるけれども、おそらく、「絶対零度」の見地から見れば全く意味がない。

 ここで言う「絶対零度」とは、この世界の成り立ちの真実、そのリアリティそのものに寄り添った態度のことだ。
 そこには虚無の嵐が吹いている。

 永遠の名声なんていうものも、

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休んでいるときも命は輝いている

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 がんばれなかった時というのは、つい後悔したり、嫌になってしまったりしがちだが、見方を変えれば、それは休んでいるのである。

 次にがんばれるように、休息しているのである。

 だから、がんばっている時と同じくらい、休んでいる時にも意味がある。

 休んでいるときも、頑張っているときも、ほんとうは人生に無駄な

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思い切って断絶に飛躍してしまって

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 記憶は大切だが、同時に忘れることも大切である。

 まるで、今朝、この世界に生まれ落ちたようなそんな新鮮な目で自分と周囲を見るとよい。

 そして、思い切り新しいことを、今までにないやり方でやってよい。

 今までの自分を白紙にして、どんどん新しいことに挑戦してよい。

 そのように非連続で活動しても、結局

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