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ひこ
2020年7月12日 14:11
「こころ」の中の「私」は、先生から目方の重い遺書を受け取ったときから祈りがはじまったと言っている。それも自然にはじまったと。「私」の人生に影響の深い人がじぶんの手が届かないところへ行こうとしていることを察して祈りはじめた。人は五感では認識できないものを感じた時にそれを探して祈りは始まるのではないかと思う。「私」の目の前の父はとても落ち着いていてどこか遠くを見ている。この時の父は神との対話である