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今日の読書#1 ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。

ツイッターでリツイートされているのをよく見かけるなぁくらいの認識だった幡野広志さん(すみません・・)。フォローしているツイッターアカウントの方がオススメしていたのでこちらの本を読んでみた。

昨年の秋に娘を出産し、今日で4ヶ月を迎えた。本当に可愛くてたまらなくて、大変だったことなんて思い出せない。娘が生きる未来が素晴らしいものであることを祈るし、彼女にはずっと幸せでいてほしい。

私の娘ではあるのだけど、どこかで神様からの預かりものなような感覚があって、彼女が自立して生きていける大人になるまで私が育てる役割をもらっているのだ、と思うことがある。彼女にはわかりやすい幸せの尺度を押し付けることなく自分で人生を切り開いていってくれれば良いなと願っている。

ぼんやりとそんなことを感じていた時に読んだこちらの本。

家族とは「親子」の単位ではじまるものではなく、「夫婦」の単位からはじまるものなのだ。同性婚を含め、自分で選んだパートナーこそが、ファミリーの最小単位なのだ。
親を選んで生まれることは、誰にもできない。でも、パートナーを選ぶことだったら、誰にでもできる。

おばあちゃん・おじいちゃん子だった私、育休期間の今だからこそのんびり帰省してプチ3世代生活をしようと思って、長めの帰省をしている。実家での生活って、娘がいるからこその穏やかで平和な時間を過ごせることがほとんどなのだけど、まだ実家で暮らしていた頃の両親との関係がうまくいかなかった時のちょっと辛かった時代もリアルに思い出す。

帰省中に出会ったこの本を読んで、私は夫と出会って結婚することを決めて私の家族を作ったのだなとしみじみ思った。

長い帰省で夫にはさみしい思いをさせているけれど、私の帰る家は、生まれ育ったこの家ではなくあなたがいるあの家になったんだってはっきりわかったよ。

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