【リレー台本】夏休みの宿題(8)


スパンキープロダクションの芸人による『リレー台本』という企画をやってます。
内容は「スパンキーの芸人数人でリレー形式に台本を書き足していってひとつのネタを完成させる」というものです。今回の参加者は

センサールマン山崎仕事人
②ひこーき雲佐藤
クリスピーチーズ市川
高田
純情ポパイ山田
ボーカル

の全6人で、全員を2周(12ターン)で完成となります。
今は2週目の②です。これを含めて後5ターンで完結ですね。だいぶカオスになって来てるんで、ぜひ一度最初からおさらいする事をおすすめします(笑)


▼全て読むならこちらのマガジンから▼

それでは続きをどうぞ。


【コンビの設定】
A→ボケ(二十代半ば、中肉中背、見た目の特徴無し)
B→ツッコミ(二十代半ば、中肉中背、見た目の特徴無し)


【漫才:夏休みの宿題(8)】

B「今の話の流れで見たいとは思わないけどな。」

A「(一回捌けて戻ってくる)これこれ。鼻クソ飛ばし棒って言うんだけど。」

B「いいよ鼻クソのやつは。」

A「いやいや、君が思ってるのは小4の時の鼻クソほじり棒でしょ?これはそれの進化版、鼻クソ飛ばし棒なんです。従来のほじり棒だとほじった後に振り下ろしても上手く飛ばす事が出来なかったんですが、シャフトの部分に高弾性ベクトランファイバーを使用する事によりリリースの際に適度なしなりを加え、振り下ろした力を効率的にヘッド部分に伝える事が可能になりました!」

B「何言ってるのか全然わからん!」

A「さらに!弊社特許技術『コアグリップ』を使用し、体力のないお子様やお年寄りでも簡単に力強い鼻クソが飛ばせます!」

B「通販か!なんだよ弊社特許技術って!」

A「今回は従来のホワイトとブラックに加え、新たにネイビー、イエロー、マゼンダの3色をご用意。」

B「いらないよ!ババアとまぐわって歪んじまったんだよお前は!」

A「いやぁ~でも、子供の自由な発想が新たな発明品を産む事ってありますよね。」

B「よく戻って来れたねこっちの世界に。まぁ確かに、子供は発想が柔軟だからね。まともな大人なら鼻クソを飛ばそうとは思わないから。」

A「だからこういう夏休みの工作とか自由研究とか、子供に自由に表現させるって大事かなと思うんですけど、最近は宿題代行サービスみたいなのがあるらしいですね。」

B「あぁ~、一時期話題になりましたよね。」

A「賛否両論あるみたいですけどね。親がお金を払って、子供の宿題を代わりにやってもらうんですよね。」


~コントに入る~


※次はクリスピーチーズ市川君です。
https://note.com/crispyichikawa

サポートしてくれた人を生涯愛し抜くと誓います!出来る範囲で!