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訪問看護〜新天地〜

所長が退職してからのこと。
私自身訪問看護3年目と事務所内では最年長であったが
看護師歴は4年目で事務所内最年少。
後任の所長は看護師歴が私の倍以上の同僚になった。

この時に退職する所長から
「管理者は30過ぎてからやりな」と言われた。
最近になってこの言葉の意味や真意がわかる気がしている。

所長が居なくなってからの日々は刺激が無かった。
給与も決して高い訳ではなく、今までは「学べるから」と
その給与で生活をしてきた。
「もうここに居る意味はないな・・・」と思い
求人サイトを見ながら年収が高いところに絞って転職活動を始める。

転職活動をしている最中に
訪問看護を始めて一番最初に関わった訪問診療から
「訪問看護を立ち上げている。力を貸してくれないか?」
と院長兼理事長から直々にオファーを頂いた。

オファーをもらえたこと以上に
「最初は(所長の)後ろにくっついてるだけだったけど、
ちゃんと出来るようになってるじゃんか。あの人(所長)の
もとでやってきたんだから大丈夫だよ。」
と外部の人に私自身の成長ぶりを評価してもらえたのが本当に嬉しかった。

第二章は訪問診療・居宅介護支援事業所を有する医療法人での訪問看護。
エリアで「最後の砦」と言われる程の訪問診療所。
自分の引き出しを増やし、限界値を高めまくる毎日の幕開けとなった。
1日最大11件訪問、報告&計画書30件以上、合間での他職種連携など
綴っていきたいと思います。
約3年在籍して一番の学びは医療的なことではなく
​「人を大事にする」​ことの大切さ。


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