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訪問看護〜特訓編④〜


「所長不在時の代行」​​​​​

所長は外部の会議や地域のチーム活動にも積極的に参加していた。
3年目頃から不在時の代行を任されるようになった。
もちろん所長代行となるとそれだけで責任感増すし、
臨時の判断やスケジュール調整など訓練になった。

ただ・・・それだけはない。
「その日の出来事を患者毎にまとめて翌日所長に報告」
しかも「簡潔に」・・・・
これが鬼のようにキツかった・・・​


代行→訪問業務→合間で適宜まとめる→翌朝報告→​​恒例の添削&ご指導
「何を伝えたいの?」
「長くて内容が薄れる」​​​
​前述している訪問前後の振り返りは継続中なので、
日々の憂鬱さに拍車がかかることになる…笑


発生した事象を「的確」かつ「簡潔に」伝えることの難しさを痛感。
今は当時より上手くなった気がしているが、訪問診療で緊急コールを受けていると
訪問看護師からダラダラした長ったらしい相談・報告を受けることが多々ある。
話が全く入ってこないし、「結局何が言いたいの?」と思ってしまう。

例)昨日から調子が悪そうでー、熱を測ってみたら38.5度の熱が出ていてー、それでカロナール飲んでもらって経過観察していましたがー熱が下がらずでー、痰も出てきててー。
こんな報告してません?

色々考えはあると思うが1つのやり方ぐらいで読んで頂ければ。
①タイトルをつける。(簡潔かつ的確)
※ドラゴンボールの次回予告、週刊誌の見出し的な
②詳細を書く(簡潔に)

①が上手くできるようになると文面で相手に伝える時に​​​​目に留まりやすくなる。

それを踏まえて先程の例を書いてみると
​①​38.5度の発熱があります。
​②昨日38.5度の発熱がありカロナールを服用しています。
​ その後も38度台が続き、また痰絡みも出現しています。​
となるのかな。上手い例を書けずで申し訳ありません。

これに加えて発生した事象に対してどう対応したのか?まで記載して
添削してもらってを繰り返していました。
これを1年続けると自分でも驚いたが結構できるようになったというか
人に伝えようとするときに「簡潔にする」という癖が身についた。


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