ネット断食の効果が凄かった件 ①

ネットは掛け値なしに素晴らしいものである・・
そう思っていた時期が僕にもありました。
それもつい最近まで。

たしかにネット・スマホさえあれば娯楽の大半が手に入る、今は動画も見放題、音楽も聴き放題、ゲームもダウンロードできるし、ポルノだって見放題、最新のゴシップもすぐ見れるし、まとめサイトもおもしろい。
買い物だって数多くの品を見比べてワンクリックで決済し家まで凄い速さで届けてくれる。

便利だ・・いや便利すぎる!
住んでるところが4畳半の部屋だとしても、必要な家電とpc・スマホがあれば何も不自由なく暮らせるだろう。

さらにさらに、時には貴重な情報ノウハウまで教えてくれる。僕もこの点ではネットの恩恵を大いにうけ、数々の良い習慣を取り入れる事ができ、それを実践して大きな効果を得てきたのはまぎれもない事実である。

ではネットとは現代に現れた魔法の宝石箱だろうか?たしかにその側面もあるだろう、しかし同時に開けてはいけないパンドラの箱でもあったのかもしれない・・今回はその話をしたい。

前置きが長くなりすぎたかもしれない。早く事実を伝えたい、結論を書こうとおもう。

私、引きこもり太郎はたった6日間のネット断食をした結果。
生活習慣・リズムが大幅に改善され。
無気力、うつ、イライラ、神経過敏、時に癇癪、ネガティブ思考、慢性的な対人恐怖、乗り物恐怖、外に出る恐怖、悪かった親との関係、恨みがましい気持ち、人を批判したい気持ち、昼夜逆転、運動不足、食べ過ぎ、ポルノ依存、ゲーム依存、将来への絶望・・等々がほぼほぼもしくは完全に改善されたのである。そして今もネットは大幅に制限して良い習慣を続けている。
なので効果は現在進行形である。(1月28日からなので今日2月10日で13日目)

自分でもこの効果に驚き興奮している、まさかここまでの効果がでるとは思ってもみなかった。

もちろんこれは私個人の主観である、しかしまぎれもない実体験である。

今から経緯を話そう。

もともと生きずらさを抱えた僕だったがオナ禁、ヨガ、運動、音読、マインドフルネス等によってかなり生きづらさも改善され、とても元気で明るくなっていた。
友達も多かったし休みや暇さえあれば、ほぼほぼ誰かと遊んでいた。
とても忙しかったが充実した日々をおくりとても快活だった。


それが暗転しだしたのは4,5年前からネットでの仕事を始めようとしてからである、なぜかそれ以前はあった元気をどんどん失い、みるみるうちに暗くなっていっていたのを今でも鮮明に覚えている。それいらい、運動やら食事やら瞑想やら今まで自分を大きく改善してくれたものを色々やってみたもののなぜかあまり効果は挙げられず、なんやかんやで最終的に引きこもりとなり。そして同時に精神も病んでいき。感情もコントロール不能になっていっていた。

ついに去年末頃には危険な状態となり、心療内科に通うはめになった。

そのころは無気力、神経過敏、癇癪、希死念慮その他諸々の症状があり、自分が人に何かしでかすんではないかという恐れから医者に精神安定剤を求めたが。
副作用や依存もあるからと結局医者からは大柴胡湯去大黄という漢方薬を処方された。

それが多少効果があったのか希死念慮はなくなってたと思う、たぶん。

しかし無気力、神経過敏、癇癪はまだあまり改善されておらず、通院以外では外に出ず生ける屍のようにネットにハマりこみ。時間だけが虚しくすぎていっていた。

しかしついに転機がおとずれる。
きっかけは本が数ページしか読めなくなってる事に気づいた事だった。
もちろん字が読めないわけではなく、気力、集中力が続かないためだった。
元気だった頃は本一冊くらい一気に読んでいた自分が今は数ページがやっととは・・本気でやばいと感じ、なぜだろうと自分に問うた。

おそらくこれだろう、答えは案外すぐでた。ネットである。
何故なら本を数ページいや1ページ読んだ直後にいつも必ずPCでYoutubeを見ていたのだ。そのころはもうYoutubeばっかり見ていた。一日10時間以上見てる事もザラだった。たぶん俺はこれに依存してるのだろう、Youtubeひいてはネット依存・・どこかで聞いたような気がする、そしていろいろ調べてみる。

すると当のYoutubeで貴重な動画に出会う。

まずこの動画を御覧あれ↓↓

僕はDaigo氏をただの手品師かなんかだと思っていたのだが、大きな間違いだった(失礼)この人はすごい。

この中で語られているのはネット依存の人間は、人のやる気、快楽などに関係する神経伝達物質ドーパミン、その神経の受容体(レセプター)つまりドーパミンの受け取り口が壊れている。ドーパミンは放出された後、受容体と結合してはじめて作用する。つまりこの受容体が壊れてると、いくら食事や運動を頑張ってドーパミンを出したとしても結合する受容体がないためにやる気が出ないのである。


なるほど自分が色々やっても昔ほど効果が出なかったのはこのためか!

もう既にどこかの時点で自分のドーパミン受容体は壊れてしまっていたんだ。
なんか自分がすっかり変わってしまい、元気とやる気を失い、短絡的なそして安易に手に入る刺激にしか反応しなくなってるのは感じていた。

日常のこまごました事には身が入らないし、これをしようという意欲も集中力ももはやない。
要するにすべてがめんどくさい無気力人間になっていたのである。

ちなみにドーパミン受容体をこわす要因は他にもあるそう、それは麻薬と肥満だそうだ。自分は麻薬はやっていない(笑)しかし、元気だった頃と比べると10キロ以上太ってしまっている。こりゃいかんかん!

で、途中を省略するが結局どうすればいいかというと。

①すぐ手に入りやすい短期的な快楽、そういうものとの接触回数をへらす。
②悪い習慣を良い習慣に置き換えていく。
③筋トレやランニングなどの運動をしてドーパミン受容体を増やす。

とまあこんなところだろうか、しかし正直いうと最初見た時は集中力もほとんどなかったので10%くらいしか理解できてなかったと思う(笑)

しかしピンとくるものがあり、その時からぼつぼつと取り組みを始めた。
次回は具体的にどう進めていったか、またさらに詳しいドーパミンのしくみについて書けたら書きたいとおもいます。












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