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自身のひきこもり経験で思ったこと

 よく巷のひきこもり支援では、ひきこもらなければならなかった。とか、ひきこもらなければ生きていけなかったとか、そんな言葉を聞きますが本当でしょうか? 僕は中学1年生から不登校をして高校も通信制でなんとか単位をとって卒業しましたが、その後続かず7年間ひきこもりました。
 このおよそ13年は必要だったのか。僕には違う方法で生きる道を探せたのではないかという想いのほうが強いです。30中盤も過ぎて現在もひきこもりに近い生活を送っている自分ですが、30の時初めて精神科というものに通院しました。そこの先生はあまり良くはなかったですが、次に移った先の先生は僕の発達の障害についても調べてくれましたし、鬱についても向き合ってくれました。その時思ったのが20年前にここがあったなら、僕は大きく違っていたのだろうなという想いでした。
 生きていく中、自分の生活スタイルを築いていくことができなかった僕。年を取る毎に、その難しさは増すばかりです。それならばいっそ、最初から発達障害や、病気について、真剣に向き合ってくれて、どうやって生きていこうかモデリングをできる方がとても良いと思います。
 世の中にいる、まだ若年層のひきこもりの方に僕自身が伝えたいのは生きる術を全て失くしてしまう前に動き出さなければならない。という事です。
 僕は実は25の時に一度ひきこもりから脱却して、介護等の仕事をし、一応で介護福祉士まではとりましたので、そちらでの転職をうまくやれば可能かもしれません。でもその25という年の頃でさえ、遅いと感じました。
 下から若い優秀な子が入ってきて、ちゃんと社会経験を積んでたり、これから積めるという中で25からスタートしていた、僕にはとても眩しく羨ましく思えました。
 僕としては幼いころから、発達障害等の試験をみんな受けたら良いなと思っています。中学になれば職業適性のテストもうけて、自分の道と言うものを見える形にもっていける社会になって欲しいです。
 誰もが生きる道を見つけられるそんな社会になって欲しい。そう思いながら、今日も生きなきゃなぁと思いながら、家でガタガタ震えてます。

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