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不登校だった中学生時代を、ちょっと振り返ってみる。

こんにちは。はじめまして。
九州大学 芸術工学部 工業設計B3の
まつなか(@hiakrumatsunaka)です。

最近、中学時代のことを話したり、振り返ったりする機会がありました。せっかくなので、なぜ不登校になって、今は大学に通えているのか考えてみようと思います。基本的には、当時の状況を振り返って、事実と現在の解釈で考察する流れです。

あくまで、一個人の経験ということを踏まえて読んでいただけると嬉しいです。

中学時代

中学2年生の前半から少しずつ休むようになって、後半から全く行かなくなりました。3年になって、最初の1ヶ月くらいは登校していましたが、それ以降は卒業まで顔は出せませんでした。

学校に行っていない間は、家でアニメを見たり、映画を見たり、本を読んだり、勉強したりして過ごしていました。

家には母が居てくれて、無理矢理に学校に連れて行こうとはせずに、お昼ご飯を用意してくれました。当時の私は母に対して、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今振り返っても感謝しかありません。

それと、バレー部に入っていたのですが、部員の友人がたまに家に来て、部活に誘ってくれました。彼らにも感謝しかありません。本当にいい人たちです。

高校・大学時代について

高校は定時制の公立高校に進学しました。中学時代とは打って変わって、めちゃ学校が楽しかったです。自分でもびっくりするくらい、学校に行くことが苦では無かったです。

気の合う友達ができたり、進路に関わる重要な経験をしたりなど、本当に充実した高校生活だったと思います。

大学時代は、不登校だった面影はなく、勉強からインターンまで色んなことに挑戦できています。

違いを比較してみる

なぜ、このような変化が起こったのか考える前に、中学と高校・大学における状況の違いを整理してみようと思います。特に影響がありそうなものをピックアップしています。

  • 中学 / 高校・大学

  • 制服がある / 私服で登校

  • 体育祭や文化祭は参加必須 / 体育祭はなく、その他の行事は基本的に自由参加

  • 基本的にはクラスメイトと一緒に授業 / 時間割は自分で組めて毎時間教室を移動。高校はクラスで集まるのは週に1時間半。

どこが影響したのか?

正直、今でも理由については断言できません。その上で、事実から考えてみると、「自走できる環境」と「関わる人の特徴」という部分が大きかったと思います。

前者について、高校・大学は、中学と比較して自由に行動できました。良くも悪くも自己管理が必要な環境だったのですが、私にはそれが合っていたようです。管理するべき部分を明確にして、それ以外の行動に関しては自分で選択しながら行動する。そのように、自分で選択できる幅が広い方が心地よかったのかもしれません。

後者については、やや抽象的ですが、関わる人が大きく関係しています。定時制高校では、様々なバックグランドを持っている人が多いので、お互いが干渉しすぎなかったり、自分の価値観を大事にしているひとが多かったです。大学でも同様に、所属している学部では、目的を持って大学に入ってきている人が多く、自分の世界を持っている人が多いです。私とそのような人との相性が良かったのかもしれません。

書き終えて

ただ、あくまでも私には、そのような環境が合っていたというだけの話です。反対に、定時制高校や今所属している大学の環境が、合わない人もいます。

結局は、自分に合った環境を選択する、尊敬できる人と一緒にいれることが重要なのかなと思いました。

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