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IRの読み方

皆さん、こんばんは。

法政大学キャリアデザイン学部の久保です。

イングランドプレミアリーグが昨日から再開され、今朝も早起きしてマンチェスターシティVSアーセナルの一戦を観戦しました。無観客試合のため、プレミアリーグ独特のファンの熱気は感じられませんでしたが、選手や監督の声やボールのインパクト音などがスタジアムに響いており、新鮮な試合でした。

てことはおいといて、

本日は、TTCに参加させていただいてIRワークを行いました。

IRの読み取り方自体、最初は分からなかったのですが、今回のIRワークを通してIRの何を見れば、企業のことを把握できるか、経営分析が行えるかがよくわかりました。

それでは、IR情報の読み方について学習したことをまとめていきます。

まず、IRとは何の略称なのか、、、

IR=Investor Relations

のことであり、企業が株主や投資家向けに自社の経営状況や財務状況、事業の実績・今後の見通しなどを伝える活動のことを指します。

具体的には、決算説明会を開いたり、ホームページ上で情報開示を行います。ここで、注意が必要するべきポイントとして、IRを分析することが目標ではなく、あくまでも企業を分析するときに用いる一つの方法だということです。

また、企業を分析する際に必要な視点としてポイントが4つ挙げられました。

・安全性   ・成長性

・効率性   ・収益性     

です。この4つの視点を持ち、IRを読むことでその企業に価値があるのかよくわかります。

また、今回のワークでは、吉野家ホールディングス、ハイデイ日高、ペッパーフードサービスの三社を比較し、①どの企業がセオリー通りの経営でうまくいっているか、②ペッパーフードサービスが「食のイノベーション」と言われている革新的な経営をしている点は、どの観点から読み取れるか、の2点についてグループ討論を行いました。

この議論で特に私が興味深いと感じた問いが②のペッパーフードサービスの経営が「食のイノベーション」と言われている観点についてです。

通常、飲食業の平均的な販売管理費率は60%、原価率は、30%がセオリーとされています。

しかし、ペッパーフードサービスは、この飲食業界のセオリーと真逆の値を生み出しているのです。

なんとペッパーフードサービスは、販売管理費率40%原価率は、50%を超えています。

つまり、販売管理費率が低く、原価率が高いという革新的な経営を行っているのです。

この具体例としてイメージできるのがペッパーフードサービスの「いきなりステーキ」です。「いきなりステーキ」を訪れたことがある人は、イメージできると思いますが、このお店は、質の高い肉をより安価で提供し、立ち食いにより回転率を異常にまで上げているのです。

安価で提供するということは、必然的に原価率は、高くなりますが、その分お客さんや資金の回転率を上げることで、経営をうまく成り立たせていると考えられます。

このように、企業の原価率や販売管理費率、資本回転率を見ることで、どのような経営を行っているのかよく理解ができました。


次に、自分が企業に投資をする際にどのような企業に投資することが望ましいか、考えていきます。

まずは、企業の安全性を見極めることが大事です。

その安全性を判断する基準となるものが

自己資本比率

です。自己資本比率は、会社の安全性を見るための指標であり、貸借対照表から読み取ることができます。

そもそも自己資本比率とは何なのか、、

自己資本比率は、負債および純資産の合計額に占める純資産の割合のことです。

↑ん?なんか難しい、、、

実際にイメージしてみると、、、

自己資本比率が低い→借入金などの借金が多い→不安定

自己資本比率が高い→自己資本が多い→返済義務のないお金をたくさん持っている→安定している

この流れが読み取れます。

では、どのくらいの自己資本比率があれば安全な企業と判断できるのでしょうか。

おおよそ40%以上あれば倒産するリスクはかなり低く、70%を超えるとかなり優良な企業と判断できます。

しかし、業種によって自己資本比率は異なるため、業種に合わせた比率を把握しておくとよいでしょう。↓↓↓↓↓↓↓↓

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参考)https://fuyasuman.com/article/equity-ratio/


今回は、IRワークを通してIRの読み方、企業の分析方法を理解できました。

実際に投資に関しての知識も学習できたので、これからも投資、株について勉強していきたいと思います。


それでは今日はこの辺で、

最後まで読んでくださりありがとうございます。



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