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野球小僧が会社を立ち上げます〜なぜコーチング事業なのか〜

こんにちは。iniasuの國正です。

前回までは私自身のパーソナリティーと創業のきっかけについて、書き綴ってきました。

今回は、何をやるのか(What)。それはなぜか(Why)。に焦点を当てて、振り返りながら、お伝えできればと思っています。

株式会社iniasuが提供することは、選手や指導者を含むすべての人のポテンシャルを引き出すことです。そして、それを心理学に基づいたコミュニケーションメソッド(=コーチング)を活用し、目標達成を支援することです。

iniasuと繋がることで、理論に基づいたコミュニケーションを学ぶことができ、指導力向上・組織パフォーマンスUP・指導者同士の繋がりからの新しい気づきや学びを得られるように、常にサービスを進化させていきたいと思っています。

コーチングとの出会い

前回の記事にて
一人の指導者との出会いで、選手の人生が大きく変わる。そして、その影響力は非常に大きく、個性を活かすを殺すも関わる人次第だと考えるようになりました。
と書かせていただきましたが、リクルートに転職してから更にそれを強く感じるようになりました。「個の尊重」を掲げ、人材価値マネジメントを体現している組織は強い。また、その中にいる一個人がぐんぐん成長していく姿を目の当たり似してきました(もちろん自分自身も成長を感じていました)

人材業界で営業をしつつも、スポーツや教育になにか携わりたいと思い、毎日のようにいろいろな人とお会いさせていただき、飲み語り、自分の思いや考えを話をする中で、不思議と覚悟が決まり、モヤが晴れ、少しずつですが前に進んでいる感覚がありました。

そういった出会いの中で、2019年春から学童向けの野球教室の運営に携わっており、初めてきちんと野球を教える現場に立った時に、違和感を感じるようになりました。

本来やりたかった選手本人に考えさせ、自分の意志で決断・判断できるような力をスポーツを通して育む」をやりたいのに、選手への問いかけの仕方を知らない(認識していない)ことに気が付きました・・・(頭でっかちになっていました・・・)

そこで様々な書籍や抱えている課題を周りに話をしていく中で、人づててスポーツコーチングをしている方とつながることができ、そこで初めて「コーチング」というものに触れることになります。(のちにiniasu立ち上げ・運営に尽力頂くことになった方です)

そもそもコーチングって何?

コーチングとは何か。

一般的な定義としては、

相手の自発的行動を促進するコミュニケーション

のことです。

期待できる効果としては、以下(一部抜粋)
・新しい気づきや視点を増やす 
・考え方や行動の選択肢を増やす 
・目標達成に必要な行動を促進する

つまり、コミュニケーション(双方向の会話)により、内発的モチベーションを高め、目標達成を支援することです!

また図解すると以下です(iniasu会社説明資料抜粋)

なんでコーチングなの?

理由はシンプルに以下の3つです。

①指導者との関係性で選手のパフォーマンスが変わる
社会人時代の指導者と自分及びチームメイトの関係性からパフォーマンスが大きく変化した経験が非常に大きいです(前回記事参照)。大前提、好きで始めたことを、指導者との関係性で嫌いになってほしくない。どこかのステージで辞めることになったとしても、生涯好きで居続けてほしいと思っています。

②自分の経験則に頼った指導やコミュニケーションでは、選手の個性を活かせない
個の時代になり、皆と同じことを同じようにやれば評価される(安泰に生きられる)訳ではなくなったといわれています。現に私自身も社会人野球を引退して、ビジネスの世界に飛び込んだ後に、「自分の強みとは何か?個性を活かしてパフォーマンスを出すにはどうしたら良いか」と悩んだこともあります。
河川敷のスポーツ少年団を見学させて頂いたり、現在inasuで学んでいる会員さんから話を聞く限り、経験則に頼った指導が散見されているのが現状です。指導者の役割は「競技を好きになってもらうこと。そして、社会に出てからも活かせるポータブルスキル(リーダーシップ・マネジメント・チームワークなど)を育み、次のステージでも好きなことを続けられるようにパフォーマンスを上げること」だと思っています。

③アスリートはアスリートでなくなったとしても、輝ける、そんな場所を作りたい
私自身も一端の元アスリートですが、競技を離れた後に、「外の世界で通用するものなんて何もない」「スポーツしかしてこなかったんで...」というある種コンプレックスがありました。

でも全くそんなことない。

今まで培ってきたことは間違いなく社会で活かせるし、稀有な経験でありスキルです。
(ここについては別途書き綴りたい)

これを生かすも殺すも自分次第であり、周りの支援あってことだと思っています。

だからこそ、自分が当事者としてこの想いを実現し、体現していきたいと思っています。

次回は、iniasuとして目指したい世界観について書き綴って行きますので、お楽しみに!

終わり

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