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元アパレル販売員の任意整理④ 任意整理を始める前にやること

元アパレル販売員のひかるです。
2022年2月3日に債務整理依頼しました。

任意整理を始める前にやること


まずは意識の問題。

任意整理をすると信用を失い、
全ての審査に通らないと覚悟しましょう。
なので、


① 引っ越しや携帯の買い替え(分割ローン)

これを考えているなら任意整理を着手する前にやっておく。

任意整理を始めて、完済後3〜5年はブラックリストに掲載されるそう。
つまり、任意整理(3〜4年)とその後の年数(3〜5年)は、引っ越しや機種変更の審査に通らないことを覚悟する。


特にスマホの機種変更は一括で支払うしかないか方法がないかも。
Twitterを見ていると任意整理中でも分割ローンが通った!というツイートを見かけますが、自分の場合もそうなるとは限らないので、
他人が発信する情報が自分にも適用されると考えない!

情報はあくまでも情報。
人は人、自分は自分です。

② 新規の銀行口座を開設する

銀行から借り入れがある場合、債務整理を行うことで口座が凍結され、現金が引き出せなくなる可能性があります。
お給料が振り込まれても引き出せない、詰みです。

債務整理を行う際は、消費者金融やクレジットカード会社の発行元を確認してみてください。

例えばアコムは三菱UFJの系列会社であり、アコムを債務整理した場合、三菱UFJ銀行の口座が凍結される可能性があります。
私もJCBカードだと思っていたものが、弁護士事務所の担当者に
UFJ銀行が発行したものですよと教えられるまで、カードの発行元を知ろうともしていませんでした。
(そもそもクレジットカードの発行元会社まで普通考えないですよね)

発行元はクレジットカードの裏面に記載されているので必ず確認。

何かのカードは手元に残しておきたいと思う場合は特に。
残すつもりでいたクレジットカードでも、別のカードを債務整理したことで巻き込み凍結で使用不可となるケースもあるそうです。

なので、
給与などの振り込み口座は凍結される危険のない銀行口座にあらかじめ変更しておく
ない場合は銀行口座を開設する。

ほとんどの会社は給与は口座振り込みです。
会社に事情を説明しても、給与を現金手渡しにしてくれることはなさそう。
会社にバレたくないのであれば余計に安心できる口座を用意する。

そして口座開設後は、振り込み口座変更の申請を余裕を持って行う
直前過ぎると変更対応できないばかりか、凍結された口座の方へ振り込まれてしまう可能性があります。

私の場合、使うことがないため、解約を考えていたゆうちょ銀行があったので、現在はそちらをメインに使っています。

③ 使用できるクレジットカードを1枚だけ残しておく。


デビットカードをクレジットカードの代わりに使用する、と書かれていたサイトもありましたが、

<デビットカードではカード決済に対応できないものもあります>
(会社で使用しているchatworkや西武鉄道のチケット購入サービスなどがデビットカード対応不可でした)

キャッシュレスサービスが進み、現金で対応してくれないものも多数あります。
現金だけで生活する!と言っても全てに通用するわけではない。
また会社から経費をクレジットカードで先払いしておいて、なんてこともあるかもしれません。
ですので、負債を増やさないためにキャッシング機能のない、他の信販会社と情報共有されていないクレジットカードを1枚残して置くことをお勧めします。
もちろん全ては1回払いで対応、リボ払いは厳禁です!

私は限度額が10万の楽天カードを手元に残すことができました。
(増額は申し込みはしません!)
任意整理を開始した直後は、情報共有により楽天カードが使えなくなるかも、と心配していたのですが、現在も問題なく使えております(良かった!)

④ 信用情報は共有されると覚悟する

去年のことですが、プロミスから増額申込しませんか?と申し出があり、審査のために給料明細を提出したら増額審査が通らなかっただけではなく、

借り入れ可能額が0円にされました。

しかもプロミスだけでなく、収入情報を提出していない
三井住友カードローン、

アコム、

アイフルまで0円に。

びっっくりしたのですが、情報共有されていると考えれば納得。

今は法律で、年収の何割以上の貸出が出来なくなっているそう。
信販会社も貸し付けはしたいけど法律で禁じられているから新規の借入を凍結するしかない、みたいです。

どのカードなら残せるのか、不安な場合は弁護士事務所の担当者に相談しましょう。


⑤ ネット情報よりも確実で信頼できるのはプロの意見!

Twitter検索をしていると、任意整理中だけど、カードが作れた、審査が通ったなどのツイートを見かけますよね。
でも人は人です。
負債額や収入額が異なりますし、既婚か未婚かでも違ってくる。
情報は情報、人の意見は人の意見。
しかも情報収集する際って、どうしても自分が安心できる情報ばかりを集めてしがいがちなんですよ。

自分はできると思い続けた結果が<任意整理>なのですから
(できてないじゃん!って話ですよ)
自分を過信せず、自分の弱い部分をプロに補ってもらいましょう。

なのでわからない事があれば任意整理をお願いしている法律事務所なりにすぐ相談する。
質問する、相談する、頼る、をクセづけたら後々すごい楽になりますよ。

任意整理をしていることは家族や友人たちには絶対に言えないですよね。
だったら法律事務所の担当さんを頼りましょ!