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【広島一人旅②】戦争と平和



原爆ドームを見た後は、広島平和記念資料館へ。

平和の灯の奥にあるのが資料館である



資料館はすごく混んでいたが、一人で行ったこともありゆっくりと展示を見て回ることができた。
やはり一人で来て良かった。




被爆して亡くなられた方の遺品が展示されているブースは、とにかく辛かった。


一見するとボロボロの服や肌着、錆びた三輪車やお弁当箱なのだが、それには一人の人間が生きていたエピソードが詰まっていて、どのように生きてどのように亡くなったのかが説明ボードに詳しく書かれていた。


展示されているものは、遺品がほとんど何もない中ご家族がずっと大切に保管されていた物が多い。

資料館に展示することでたくさんの人に戦争の悲しさを知ってもらえるのならと提供してくださっているものばかりで、説明ボードを読んでいると本当に本当に辛くてどうしようもなかった。


もう普通に読みながら泣いてたよね。一人で!!!


中学生くらいの子が、「お国のために無力な自分たちが死ぬのは覚悟していたし仕方のないことだ、お母さんは生きてお国のために奉公してください」と言い残して亡くなっていて、子供が死の間際ですら「お国のために」と考えるような時代を思うと悲しくなった。



資料館は写真撮影可能だったが、申し訳ない気がして一枚も写真を撮れなかった。




資料館を見た後は、平和記念公園を散策した。


カラッと晴れていて暖かく、歩いているだけでも気持ちの良い日である。
緑の多い公園で、のんびりした雰囲気に癒される。

平和記念公園には、学徒隊の慰霊碑や原爆死没者慰霊碑、原爆の子の像、平和の時計塔などがある。
それらをゆっくりと見て回った。

原爆死没者慰霊碑
原爆の子の像


「戦争と平和について考える」というと何だか身構えてしまうが、この公園はランニングしている人がいたり、学校帰りの学生さんがベンチに座っていたりして、人々の日常生活に溶け込んでいるところがとても良いなあと思った。




この日の夜ごはんは、「みっちゃん総本店 雅」へ。
やはり広島といえばお好み焼きということで、美味しいとの口コミが多いこちらのお店で食べてみることにした。


18時前に着いたのだが、お店の前にはまあまあ人が並んでいた。さすが有名店。
一人なので、わりと早い段階でカウンター席に案内してもらえた。


どれにするか悩んだが、「雅マーレ・ディップソース」を注文。

めちゃくちゃ美味しい〜!!
海鮮がゴロゴロ入っていて、ソースの味も濃い目で大好きな味。


カウンター席だったので目の前でお好み焼きを作っているところも見ることができ、職人技を感じた。すごい‥!!




お腹も満たされたため、今回のお宿である「ホテルグランヴィア広島」へ。

部屋の中はこんなかんじ


決め手は何と言っても立地の良さである。
広島駅と直結しており、夜遅い時間に一人で歩くの不安だなあ‥と考える女性の皆様にぴったり。


今まで誰かと泊まったことしかなかった私は、今回の初一人旅で、一人でホテルでダラダラすることの喜びを知ってしまった。


お菓子をバクバク食べ、無為にYouTubeをダラダラ見ながら、旅の夜は更けていくのであった。


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