【広島一人旅③】もふもふうさぎと一人旅の洗礼
2017.05.03
この日は大久野島へ行くため、バスで忠海にやってきた。
大久野島は別名「うさぎ島」と呼ばれており、野生のうさぎが900羽以上住んでいる。
そのため世界中から(2017年当時は)観光客がやってくる人気の島だ。
そんなかわいすぎる島に「戦争関連施設を巡る旅をするぜ!」と考える私がなぜ行こうと思ったのか。
大久野島には「毒ガス資料館」があるのだ。
私はそこに行きたかったのである。
しかし私は、人の多さを舐めていた。
忠海から大久野島へ行くフェリーのチケットを買うために40分並び、フェリーに乗るために2時間半並び、やっっっっとのことでフェリーで15分の大久野島へ辿り着くことができたという有様。
一人で約3時間ただひたすら列に並ぶのは、なかなかの苦行であった。
なにせ、他の人がしている「ちょっとトイレ行ってくるから並んでおいてー」も「ちょっとお腹空いたから何か買ってくるねー」もできないのである。
一度列を外れると、また最後尾に並ぶはめになるという地獄の展開待ったなし。
ということで、私はトイレに行きたくならないようできるだけ水分は摂らず、ひたすら一人で列に並び続けた。
え、何この修行?????
長きに渡る修行の末やっとこさ大久野島へ辿り着いた私は、バスで休暇村に向かった。
休暇村の広場には野生のうさぎがたくさんいて、みんな太めでもふもふしていてとてもかわいいのである。
忠海でドッグフード系のうさぎのエサを買っていたためあげてみたが、あまり興味を示してくれなかった。
大久野島で売っている生野菜の方が圧倒的にうさぎたちに人気だったので、今後行く予定のある方には生野菜を買うことを強くおすすめしておく。
広場のうさぎたちはエサに対して「ああ‥みんなこれくれるんだよね‥」といった大変ドライな反応を見せていたが、広場から少し離れた歩道などにいるうさぎはエサに対して大変貪欲だった。
カメラを向けると、エサかと思いぴょんぴょん跳ねていた。
かわいいじゃないか‥!!!
私も含めみんな真っ先に広場に行きがちだが、道に生息するうさぎと触れ合うのもかわいくておすすめである。
ちなみに広場にはかなり広範囲にうさぎのう○ちが散らばっているので、お気に入りの靴は履いて行かない方が宜しいかもしれない。
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