自分の撮りたい写真を信じて
当たり前のことかもしれませんが、撮る写真には人それぞれのテーマがあったり好きなテイストがあって、楽しみ方や撮り方、編集の仕方も違います。
雑誌の1ページのような写真
映画のワンシーンのような写真
絵本の中のような写真
エアリーな雰囲気、食べ物やポートレート、絶景や日々の暮らし
そしたら…
私が撮る写真のテーマって?
私が写真を撮るにあたって大切にしていることってなに?
私は何を撮りたいの?
いろいろな人の写真を見ては繰り返すようにそんなことを考えます。
答えはときどき出るのですが、またときどき考えてしまいます。
instagramで綺麗に並んでいる写真たちを見てから自分のページを見るとなんとまぁバラバラな写真たちだ…
とちょっと凹むこともあります。
そんな私が写真を撮り始めてから変わっていないな、と思うこと。
それは日々過ごしている時間の中で目にしたものを撮りたくなるということです。
例えばキッチンに立っていたら、階段の隙間から射し込む光と影が綺麗だったり、朝の掃除を始めようとしたら窓辺に飾ってある花がとても柔らかな光に包まれていたり、午後の日差しが作るカーテンのしましまな影が綺麗だったり。
そんな毎日なので1度カメラを構えたら家事が進まないこともしょっちゅうあります。
プチプラのカーテンですがこの影がお気に入り
夫の実家からの庭からおすそ分けしてもらったムスカリはヒュンとした影
のんびりマイペースな我が家は朝早く起きてもゆっくりと支度をして、日が沈むころには帰宅してまた家でゆっくり食事をします。
あぁ今朝の日の出を撮ったら綺麗だろうなとか夕暮れの空のグラデーションが綺麗だな… と専ら自転車しか運転できない私は布団の中や部屋の窓から恋焦がれることもあるけれど。
あ、でも夫が車を出してくれる時には一致団結し朝でも夕方でも行きますよ(笑)
* * *
私の場合は常にともに過ぎる時間の中で目にするものを、写真を撮ることで記録に残したいとずっと思っているし、もしそんな他愛もないささやかな風景なら自分も撮れると私の写真を見て思っていただけたとしたら、なおのこと幸せなんだなと気づきました。
「誰かの心に響く優しい写真を」
私の撮った写真を目にした「誰か」ひとりにでも何か響くものがあったらいいな、目に留まったら嬉しいな。と、思いInstagramのプロフィールにはそう記載してあります。
記録に残すことや誰かの心に響く写真を撮ることが私にできることだとしたら…。
多分いままではここまでの気持ちでしたが、もうひとつプラスになることがないか…と考えた時に頭に浮かんだこと
時間や場所にこだわらなくてもこんな日常写真なら自分も撮れる!
という写真の楽しみ方の参考の一つになって欲しい。
「親しみのある写真」
そんな感じかな?
「おうち時間」に作ったパンケーキ
何も入っていない鉢とガチャガチャで出たマイキー夫婦
卵はいつも半分ずつが我が家流(笑)
時間や場所にこだわらないと書きましたが、部屋の中で季節や時間で変化する光と影を追いかけてみるのも楽しいこだわりです。
スーパーの花屋さんで激安だったカスミソウ
電子ピアノを購入したので楽譜も撮影のアイテム
庭のたんぽぽを萎れる前に挿したらこの後綿毛になりました
きっとこれからも繰り返し考える。
それも必要なことで、繰り返すけれどきっとぶれない軸のところに戻ってくる。
あ、そうそう大切なことがもうひとつ!
何か伝えたいのであれば常に向上心は忘れずにいたいと思います。
「こんな写真を撮りたい」から始まるカメラ・レンズ選びサイト
《ONE SCENE》のストーリーにも写真への想いを綴らせていただきました。
よろしければご覧になってくださいね。
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