Hikari Takada

新潟県長岡市生まれ、在住。 サイレントマイノリティとして想うことをつらつら書いておりま…

Hikari Takada

新潟県長岡市生まれ、在住。 サイレントマイノリティとして想うことをつらつら書いております。

最近の記事

インバウンドという言葉を使う人の目は¥になっている

旅行には2種類あります。 ひとつは、蓄えた富を使って贅沢をすること。すばらしいホテルに宿泊し、贅を尽くした料理を味わい、王様気分の夢の世界に没頭するという典型的な旅行ですね。 もちろん、自分へのご褒美に日々頑張って働いた貯えを使い、気分をリフレッシュさせることは大切なことです。 特に日本の旅館業は「おもてなし」の精神を大切にして、訪れたお客様を神様として大切にしてくれる文化があります。 そしてもう一つは、普段の世界とは違う世界に触れあう旅行です。 インドに行って人生観が変わ

    • タカダの異常な愛情:または私は如何にして心配するのを止めて長岡を愛するようになったか

      人口減少とシェアリングエコノミー少子高齢化、人口減少が叫ばれて早20年。地方では人口減少が止まらない。 経済は、生産活動・消費活動×人口で成り立つので一人当たりの生産・消費の金額が減るか、人口が減るかで規模は縮小していく。 地方創生のお題目のもと、定住人口をいかに増やすか移住政策を試行錯誤したり、交流人口を増やすためにインバウンドや観光産業に力を入れようと日本中で争奪戦を繰り広げている。 結果として、北海道や沖縄、京都などの圧倒的なキラーコンテンツを保有する地方には、その他大

      • ワクワクする宮内摂田屋

        面白いこと、ワクワクすることをしたいと多くの人は言います。 そのことについて詳しく見てみると大きく二つに分かれると思う。 一つは、アイディアや技術を発見し、それを試してみたいというもの。 職人芸やひらめきから生まれたものを世の中に出したい、と思うのは人の性。 もう一つは、人々のものの見方、考え方、行動が変わったら面白いんじゃないか?ということです。 1980年代、ニューヨークの地下鉄は最悪な治安で犯罪が絶えなかった時に行った改革は落書きを消しまわるというもの。 そんな簡

        • まちづくりと自己実現欲求のはなし

           「まちづくり」という言葉が世に広まったのはいつの頃でしょうか。今ではもう当たり前のように人口に膾炙し、数えきれないほどの「まちづくり団体」が全国で活躍しています。多くの人は本業の合間を縫って、そのような活動に勤しんでいるわけですが、なぜ人はこうまでして無給の、ボランティアで活動を行うのでしょうか。  その動機には3つあると思います。  一つ目は、好きだから。  歴史的、文化的な事業やモノが好きでそれを維持したいという想い。おまつり、舞踊、お城など。昔から馴染んできて、それが

        インバウンドという言葉を使う人の目は¥になっている

          noteを書いてみよう

          平成という御世の終わりも近いので何か新しいことを始めてみようと思い、はやりにのってnoteをはじめてみようとPCを開く。  何を書けばいいかと思案したところ、やはり身近なものを書き記すことが大事かなと思い、まずは地元のことを書いてみる。新潟県は田んぼと雪のイメージが強いが、実は京都府や宮城県と並ぶ人口とGDPを誇り、新幹線と国際空港に大規模な貨物港を保有する大県でもある。とはいえ、面積も広く、密度で考えるとやはり京都や仙台に比べれば田舎といえるだろう。  さて長岡市である。

          noteを書いてみよう