noteを書いてみよう
平成という御世の終わりも近いので何か新しいことを始めてみようと思い、はやりにのってnoteをはじめてみようとPCを開く。
何を書けばいいかと思案したところ、やはり身近なものを書き記すことが大事かなと思い、まずは地元のことを書いてみる。新潟県は田んぼと雪のイメージが強いが、実は京都府や宮城県と並ぶ人口とGDPを誇り、新幹線と国際空港に大規模な貨物港を保有する大県でもある。とはいえ、面積も広く、密度で考えるとやはり京都や仙台に比べれば田舎といえるだろう。
さて長岡市である。
長岡市は新潟県第2の都市であるが、人口は新潟市の3分の1程度である。知名度といえば長岡花火が有名であるが、その他は?と聞かれると歴史好きな人ならば戊辰戦争や山本五十六を答える程度で、世界的なスポーツ用品メーカーのヨネックス発祥の地といえば分かる人はいるか。ふとすれば地味な地方都市の一言で片づけられるかもしれない。
最近は定住人口や交流人口という言葉が地方創生のキーワードだが、新潟県に来る外国人は半分が越後湯沢駅で降りると言われている。もう半分弱は新潟市である。
定住人口では新潟市に大きく引き離され、交流人口では魚沼地方に完敗している中越地方の長岡市。果たして何があるというのか。
長岡市は吉乃川や朝日山をはじめとする18の酒蔵があり、この数は京都市に次ぐ日本2位の数である。あわせて、醤油や味噌の老舗企業が多数あり、醸造のまちとして日本を超えて世界中に販売をしている。先述のヨネックスをはじめ、世界で勝負をするメーカーもある。
市内には長岡技術科学大学、長岡造形大学をはじめ4つも大学があり、日本中から学生が集まる。それに伴い、近年は学生起業家も輩出しつつある。
食文化でいえば、豪雪と山々と大河と海が育てた豊かな自然と歴史ある醸造文化のおかげで食材も豊富だ。
この長岡市の魅力を前にして何ができるだろうか。
コミュニティが溶解し、人の生き方に多様性が受け入れられつつあるこの時代に、情報技術と人工知能が急速に変容させているこの世界で、この地域が100年後も魅力ある地域であるために何ができるのだろうか。
不定期に思いつくままに、自省を込めて書き綴っていこうと思います。
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