意識のめざめ完結編②〜ファスティング体験記その4〜

こんにちは！
いまりんです。

ファスティング体験記、続きです。

初めから読みたい人はこちらかどうぞ。
その１

その２

その３

回復食が始まった

梅流しで○○○を流す！

7日間固形物を食べなかった後
一番最初に食べるのは
『梅流し』と呼ばれるもの。

昆布出汁で皮付きの大根をコトコト炊き
竹串がすっと通るくらい柔らかくなったら
梅干しをちぎり入れて出来上がり。

圧力鍋で時間短縮。シンプルの極みみたいな煮物。

梅流しは食べ方があって
まず、はじめに大根の煮汁をたっぷり飲み、
大根と梅干しを
お通じが出るまで（！）食べる、のだそう。

梅干しの塩気と
大根の優しい甘さが、昆布の風味がしみる。。

大根も梅干しも整腸作用がある食べ物。
以下は詳しい効能です。

●大根
気の巡りを促し、胃腸の働きを良くする
消化を促す
皮に多く含まれる消化酵素が毒素を分解し、
胃腸の働きを整える

●梅干し
腸の機能を回復させて、下痢を止める
唾液などの分泌を促進する
血液の老廃物を分解・排出する
整腸作用がある

ほんと、和食の底力を改めて感じます…
日本って、すごい！！

ファスティングコーチのますみちゃんからは、

「アーユルヴェーダで活動の時間にあたる
2〜6時の間に食べるといいよ」

とのアドバイス。



風くんのライブ後
興奮して眠れなくなったわたしは、
3時から大根を炊き（！）、
4時前くらいに食べました。


※もちろん、ほんとは、夜は早く寝て
早朝に起きて食べた方がいいからね！

通常は、食べた後30分〜1時間くらいで
強烈な便意をもよおし、
トイレに駆け込むことになるのだそう。

（しかも、お腹が落ち着くまで
何度もトイレに行くことがあるので、
梅流しの日は予定を入れずに
ゆったり過ごすとよいそうです。）

わたしの方は、案の定、食べた後眠たくなって
そのまま寝ちゃったので
すぐお通じにはなりませんでした。

その後起きてからまた大根をいただき、
1時間後にトイレへ。

わたしの中から
生まれた蛇たちと
ひさびさにご対面（笑）

一体、どこに入っていたのかと言わんばかりの
大家族でした（笑）

色やにおいや粘性などからも、
いつもの感じと少し様子が違う。

わたしの場合、便は水っぽくて
色は黄味がかかった茶色で、
ベタベタ気味、においは強めでした…
いわゆる宿便ってやつかな…と思います。

固形物を食べていない分、
ひさびさにスッキリ！

体の中からちゃんと出すって
大事だなぁと改めて思ったのでした。

回復食は何食べる？どんな食べ方？

まずは回復食の食べ方。

空腹に慣れた胃がびっくりしやすいので
とにかくよく噛んでじっくり味わったり、
満腹よりも手前の腹八分を心がけたりします。
水分は変わらず２リットル摂ります。

そして身体と相談しながら
少しずつ食べられる食材を増やし、
約１週間かけて、普通のご飯に戻していきます。

回復食1日目。
梅流しの後、次の食事は玄米粥です。

回復食1日目は上級講座でした。お弟子さんとのランチ。お弟子さんは普通のご飯で煮物や漬物、卵焼きなどのおかずがあります。

玄米粥が滋味深くて優しい味で美味しい〜。
下の子の産後直後に
毎日食べていたのでとても懐かしかったです。
玄米酵素を摂るのにお味噌汁も食べました。

２日目は玄米粥とお味噌汁。
野菜は食べたかったら
食べても良いということだったので
お味噌汁に野菜を入れたり、
漬物を食べました。

ちなみにこの日は
友達家族がひさびさに来てくれて
みんなでワイワイ食卓を囲みました。

友達がローストポークとベイクドポテト、冷奴を作ってくれた！わたしは唐揚げ、さつまいものフライドポテト、白菜のコールスロー。

改めて見るとてんこ盛りの食卓（笑）
わたしはここから野菜を選んで食べました。

３日目から７日目までは
「ま・ご・わ・や・し・い」
豆（大豆類）・胡麻（ナッツ類）
わかめ（海藻類）・野菜
椎茸（きのこ類）・芋（芋類）。

3〜7日目の普段のご飯はこんな感じでした。

黒米入り玄米ご飯、納豆、白菜漬け、菜花と油揚げの味噌汁、たくあん。地味だけど全部好き！

３〜７日目、「さ」＝魚はなし。

８日目からは
「ま・ご・わ・や・さ・し・い」。
ようやく魚が入ります。

わたしの場合は
とにかく、何を食べても、
素材の味が美味しくて
『なにこれ！！おいし〜♡』と
いちいち目を見開いて喜んでいました（笑）

そして世の中はこんなにも、
お口を喜ばせる食べ物に溢れていて
豊かで楽しくて幸せで…

口福（こうふく）＝幸福という
根強い価値観があるだと
改めて気づきました。

肉ってすげ〜！！！

先述したように
８日目まで魚・肉はまだ食べない、
の予定だったけど

実は…

友人が作ってくれた
ローストポークがあんまりにも美味しそうで
親指の爪くらいの大きさの切れ端を
食べてみたのです（！）　
しかも、２日目にね！（笑）

（我ながら本当に懲りない人。
おぬしも悪よのう…）

ローストポークは
ほんっとに小さなカケラだったんだけど
口に入れた瞬間、
ものすごい旨味が溢れてきて、
クラクラした〜〜〜！！！！

／

に、に、に、肉って…
すげーーーーーーーー！！！

＼

って一人で悶絶して
調理台にしな垂れかかってしまいました（笑）。

肉とか魚って、
ほんと、美味しいんだなぁって改めて思ったし
（↑語彙力、笑）
やっぱり食材の生命力がダイレクトに来る！
ずしんっ！って感じ。


野菜や穀物と比べて、重さと旨味がある分
『食べたい』っていう大きな原動力になる。
そして食べると、力がみなぎったり
自分の中の攻撃性が増す…
そんな感覚になりました。

消化にもすごくエネルギーがかかる。
（肉を食べた後は、満足感も大きいけど
しばらくお腹が空かない…）

だから、ちょっとずつ、
普通のご飯にしていくのだな…と実感しました。

次回、いよいよ完結編へ！
（無事に終われますように…）