意識のめざめ 〜ファスティング体験記その2〜
こんにちは。いまりんです。
ファスティング体験記、
今日はその2をお送りします。
その1はこちらからどうぞ。
弾丸リトリートへ!
ファスティング6日目の24日に
ますみちゃんに会いに南房総へ行って来ました。
木更津を過ぎた頃、ふと思ったのです。
そう言えば…
大学時代の夏休みに
友達の別荘のあった館山に行ったんだった。
これまでも何度も千葉に行っていたけど
あんまり思い出さなかったのに、
このタイミングで急に詳細を思い出すって
不思議!
重なる過去と今
20年前の夏、実家の車を借りて
女友達6人で2泊3日の旅行に行きました。
当時、海ほたるが出来たばかりで
キャーキャー言いながら写真撮ったり
お店に立ち寄ったりしたのでした。
(免許取りたてなのに、強気ー!(笑))
海の上を走って、山の緑を見ながら
トンネルをたくさんくぐって向かって…
木更津を過ぎると、
窓の外の風景があまりにのどかで
東京育ちのわたしは
びっくりしたのを覚えています。
MD(!)で流行りの音楽を
かけながら車を走らせて
歌ったり、みんなでおしゃべりしたり。
昼間は海で遊んで昼寝して
夜はみんなでご飯を作って食べて花火して…
覚えたてのお酒やタバコで大人ぶってみたり、
それぞれの恋愛の話で盛り上がって…
お互いの生活習慣の違いに、
ちょっと喧嘩しそうになったりしながらも、
たくさん笑って、
とっても楽しかった旅行でした。
あれからあっという間に20年も経ってしまった。
20年後の車の中も、
あの時と同じように
爆音の90年代のヒットソングを流しながら
運転する40歳のわたし。
サマーヌードはほんとに、色褪せない名曲。
みんな、その後もいろいろあって
それぞれのタイミングで社会人になって
結婚して、お母さんになって
それぞれの土地で日々を懸命に生きている。
まさか20年後、1人でこの道をドライブして
あの頃を思い出す日が来るなんて…
とても不思議な感じです。
20年前のわたしは
母でも、妻でも、占い師でもなく
ただの学生。
自分の可能性を信じたい気持ちと
自分がどこに向かっていったらいいのか
将来への不安を常に抱えていました。
自分のありたい姿を体現している大人は
身近にはいなくて
自分で切り開いていくしかなかった自分の人生。
いろんなことを自分で決めて、
ぶつかりながらも
がむしゃらに進んできました。
様々な選択をして、
いろんな人に出会い、今があって。
気づけば
20歳のわたしが思ってもいなかった景色が
目の前に広がっていて、
人生の奥深さや面白さを
少し感じられるようになった、40歳。
トンネルをくぐるたびに
何かが削ぎ落とされ、
身軽になっていくような感覚になりました。
そんな、過去と今が混じり合う
センチメンタルな気分で
房総半島の南端にとうとう到着。
無事、ますみちゃんに会えました。
みんな違ってみんないい
ますみちゃんちは徒歩20秒で海!!
なんと素晴らしいロケーションなんでしょう!!
人のエネルギーがあまり感じられない、
静かで、雄大で、美しい海。
ここから世界に、繋がっているんだなぁ。
砂浜に転がっていた流木に座って、
海を見ながらゆっくりおしゃべり。
よく考えたら、ますみちゃんとわたし、
二人で対面で会うのは初めてで、
これまでの人生のこと、
それぞれの夫との馴れ初め、
妊娠・出産のこと、
今の仕事のこと、
今回のファスティングで感じたこと…
話題が尽きず、おしゃべりが止まらない(笑)
ますみちゃんの本質は太陽、
わたしの本質は海。
わたしたちは性質が真逆で
全然違うんだけど、
話してみたら、共通点もたくさんあって、
「わかる〜!!」
ってハイタッチしたくなることが
たくさんありました。
感覚重視なますみちゃんと
頭も使いたいわたし。
まんべんなく色々こなせるけれど
突き抜けたところがない、
と、常々自分に感じているわたしと
自分は感覚でしか動けないから、と
真面目な人を尊敬しているますみちゃん。
わたしは、ますみちゃんのエネルギーに触れると
物事はもっとシンプルでいいし、
子どもみたいに無邪気な自分が
とてもパワフルだということを
思い出すことができます。
だからすごく、貴重な友人。
お互いに相手のようになりたいか、は
また別の問題として(笑)
それぞれの物の見方や取り組み方を
「面白い」と思えることが
素晴らしいことだよね、なんて話していました。
共通点は
お産した助産院が一緒で、
自宅出産の経験があるところ。
海外が好き、旅が好きなところ。
宇宙を信頼しているところ。
心身の自己探求が好きなところ。
改めて命式を見てみたら
わたしたちは相互守護神。
お互いに違うからこそ惹かれて、
可能性を広げていく存在だったのでした。
※あなたの守護神のエレメンツを知りたい方は
セッションにお越しくださいね。
それぞれがそのままでいることが
世界の多様性に貢献している。
だからほんとに
みんな違ってみんないいんだよね。
潮風で冷えてきたのでますみちゃんちへGO!
すっごく素敵なお家でした。
ベランダに出たら太陽が眩しくて、
波の音と、鳥の声。
内観で自分のパターンに気づく
この時、わたしのファスティングも
6日目で大詰め。
固形物を食べないことにも
ずいぶん慣れて来ました。
ますみちゃんが
「ファスティング中は、食べ物で
自分の気持ちをごまかせなくなるじゃない?
『なんかイライラしてるから
とりあえず甘いものでも食べよう』
とかって出来ないし、
食べない分、時間がたくさん出来るから
自分に向き合って
内観するしかないんだよね〜」
と言っていたのが印象的でした。
わたしもそれは実感していて、
今回ファスティングに取り組む中で
今まで忙しさを理由に向き合ってこなかった
いろんな気持ちが湧き上がってきて
自分の感情を感じることが
たくさんあったのです。
その中でも、長いこと行き詰まりを感じて
どうしたらいいのかわからず
もやもやとしていたことに
いよいよ向き合う時がきた、
という感覚がありました。
居心地はあまり良くないけれど
丁寧に自分を見てみたら、
同じような行き詰まった感覚を
これまでの人生でも何度か感じたことがあると
気が付いたのです。
思い返してみれば、
あの時も、その前の時も
自分の人生なのに
どこか他人事でいるわたしがいて
誰かになんとかしてもらえるんじゃないかと
人をあてにしていたり、
自分をちゃんと開示していないのに
どうせ分かってもらえないと
不満を持っていたりして
一人もやもやしていたのです。
で、食べることをやめて内観してみたら
なんか…
わたし、また同じことをしているなぁって
気づいてしまったのでした。
これまでのわたしが
問題をどう突破してきたか…
思い返してみれば、
自分の人生の問題を人のせいにしても
埒が明かない、解決しないと気づいてからは
多少モヤモヤしながらも、
『わたしの人生を生きることは
誰にも代わってもらえないのだから、
この自分で、なんとかやるしかない』
と開き直りにも近い思いで、一人覚悟を決めて
替えがきかないことを受け入れてから、
「うまくいっても、いかなくても
全て自分で引き受けよう。
そのことで誰かに嫌われたとしても
『自分自身』でいよう」
と腹を括って来たのでした。
そんな風に
自分と本気で向き合うことが肚落ちすると
わたしの場合はお腹の下の方から
エネルギーがメラメラ湧き上がって来て。
意識が切り替わり、
それに伴い行動が変わって
自分の現実もブンッと振り切り、
大きく変化して、突破してきたのでした。
今感じているこのもやもやも
わたしが向き合える状態だからこそ
湧き上がっている。
その振り切りの前兆だとすれば、
あとは覚悟を決めるだけ、なんだよね。
だからもう、どう転んでも
自分が自分を信じて、やるだけだな
って改めて思ったのでした。
ますみちゃんにも、
そんな思いをシェアしたら
「そっか〜!いいね。
一皮剥ける寸前だねー!」
とのこと。
ほんとそうだなって思った。
あとはわたしの覚悟次第。
やっぱりわたしは
何にでもなれるし、どうとでもなれるのだから
やると決めてやるだけなんだな。
宇宙はいつだって最善のタイミングで
いろんなことを思い出させてくれる。
このファスティングの体験も
南房総までの道のりも
今だから気づけてわかることに溢れていて
人生は本当にギフトなんだなと
改めて思いました。
これからどうしていきたいか
ますみちゃんとミーティングして明確になり、
前向きなエネルギーと
温かなハグをもらったのでした。
そんなこんなでお互いタイムリミット。
近々の再会を約束して、
ますみ邸を後にしました。
ますみちゃんありがとう。
ますみちゃんのリンクはこちら!
帰り道のテーマはこれ。
母、妻、職業人として役割こそ増えど、
わたし自身は
20年前と変わらないことを
思い出させてくれる歌。
世界はこんなにも美しくて
愛にあふれていて
わたしは守られている、って思った帰り道。
ま、この後、渋滞にどっぷりハマったけどね!笑
ファスティング体験記、
もう少し続きます。
今日もお読みいただきありがとうございました。