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てら

本日は大阪が誇る酩酊ソングライター「てら」について書いていきます。

プロフィールでは2008年頃から「お米」という名前でライブハウスに出演を始めたとのこと。
自分が出会ったのもお米と名乗っていた頃で、初めてライブを観た時の印象は強烈であった。
ギターを掻き鳴らすそのほっそりとした体つきからは想像できないくらいの豊かな声、でも曲によってその声質はコロコロ変わり、世界観を作るのに一役買っている。

世界観、というか彼の歌はまさに彼がすごしている「生活」そのものだ。
その生活の悲喜こもごも、喜怒哀楽をメロディー、そして声色で演出している。
歌われる内容は子供の頃憧れていたマスクマン(プロレスラー)や両親が昔やっていた居酒屋のこと、酔っ払って帰り道がわからなくなっても酔っ払うこと、仕事のこと、両親そして家族のこと、などなど…
その内容はほぼノンフィクションで嘘がない。
どれくらい嘘がないかというと「昨日嘘をついたよー」と正直に歌にしてしまうくらい嘘がない。
だからこそライブを観たり楽曲を聴いていると、いっしょにニコニコしたりニヤニヤしたり、涙を流したりする。
昔からやっている「とーさん」「さわ」という曲を聴いて欲しい。
サブスクでも聴けるので検索すれば出てくると思うが、きっとあなたの涙腺に触れると思う。
そして同じく「弁天町へ帰れない」「信号」を聴いて欲しい。
同じテンションでまったく真逆の印象の歌だがこれも同じく彼から出たものだ。
どちらも彼の「生活」から生まれ出た代替することのできない歌なのだ。
(蛇足だが筆者も弁天町に住んでいて「弁天町に帰れない」は個人的にもテーマソングになっている笑)

そんな嘘のない彼が今回のコンピレーションに新曲を提供してくれた。
今後他の場所に発表することは無いかも、とも言っていた。
内容に関しては触れない、なぜならこの歌にも「嘘」がなく、あまりにもプライベートなものだからだ。
ぜひコンピを入手して聴いていただきたい。

そんなてらの新曲が聴けるコンピ付きグッズが買えるのは7月11日(土)23:59まで!!

https://twitter.com/ore_terattenda



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