中学受験生を持ち、IT企業で管理職として勤務するワーキングマザーです。 定年まであと1…

中学受験生を持ち、IT企業で管理職として勤務するワーキングマザーです。 定年まであと10年、これからどう生きていくのか考え中。何気ない日々の中で、はっとさせられた瞬間を切り取って伝えたいと思います。 2年前からアドラー心理学会にて勉強中、趣味はファッション、英国式庭園、紅茶。

最近の記事

ファッションへの誘い手は、母だった(その1)。

前回に続き、実家に帰省した話。 ヒカルの祖母、つまり私の母も、他の高齢の方同様、断捨離ならぬ、様々な物の整理を進めていると言う。 「私たちが死んだ後、あなた方に迷惑をかけるわけにはいかないでしょう」 なるほど、いつもきちんと片付いてはいるが、二人暮らしとは思えないほどの、物持ちであることは確か。私と同じで(というか私が母に似たのか)素敵なものや美しいものが大好き、お金にこだわらない、気風が良く決断力が早いと三拍子揃っているから、本人曰くの「がらくた」が沢山あるのである。 ヒ

    • PDCAを回すことの大切さを祖父に教わった。

      先週末は帰省で千葉県の実家に行った。 コロナの折、行くほうも来られるほうも悩みに悩んだが、80歳を目前にした何事にも慎重な両親が、短時間でもいいから来たらどうか、と言うので、顔を出すことにした。skypeでのテレビ電話で顔は見ているものの、直接会うのはお正月以来となるヒカルに、よほど会いたいらしい。 東京のど真ん中で普段過ごしているヒカルにとって、おばあちゃんの家はあこがれの場所だ。広い庭には、祖母が丹精した木々や植物の緑。そこにびしょびしょになりながらホースで水撒きする楽

      • 子どもに親の趣味をどこまで押し付けるか?

        押し付ける、というと語弊がある。一つ屋根で暮らす親の趣味・嗜好が子どもに影響するのは自然なことだろう。それ自体は悪いことではないけれど、夫の影響力がものすごいのだ。 先日、夫の見せたYOUTUBEをきっかけに、クリスタルキングの「大都会」にはまったヒカル。「ああ~ 果てーしーない~」とビブラートばりばりで歌っていたところ、クラスメイトは全然知らなかったそうだ。そりゃそうだ。大都会がヒットしたのだって、私が小学生くらいの頃だもの(ヒカルは夫が46歳の時の子ども)。 こんなこ

        • 夏休みの宿題:読書感想文とは自己紹介

          ヒカルの勉強は夫がほぼみている。だから私の出番は極小なのだが、国語の読書感想文は例外である。読書感想文を伴走するにあたり、夫から「これを参考にしたらいいよ」と手渡された一冊の本。 「塾でも教えてくれない中学受験国語のツボ」小川大介 なるほど、あらすじを書いてしまいがちな読書感想文だけど、本当は自己紹介だったんだ。今回は、この本の指導に沿って、書いてみることにする。 今回ヒカルが選んだ本は、あさのあつこ著「バッテリー」。言わずと知れた野球少年たちを描いた名作である。私も出版

        ファッションへの誘い手は、母だった(その1)。

        • PDCAを回すことの大切さを祖父に教わった。

        • 子どもに親の趣味をどこまで押し付けるか?

        • 夏休みの宿題:読書感想文とは自己紹介

          ミントはお好き?ガリガリリッチ君

          こういうのも子どもがいなかったら知らずに通り過ぎていたのかな。 言わずと知れた赤城乳業のソーダ味アイスキャンデー、ガリガリ君。ここ数年来、バリエーションが豊富で、ガリガリリッチ君なる、大人も楽しめるアイスキャンデーがアイスが登場している。これが、本当に美味しい。 パイナップル味やいちご味は、想像していたシロップ臭さとは無縁で、フルーティかつジューシィ、濃厚。ほんまもんの果実味がある。でも、今回初めて食べたチョコミント味は、それを遥かに超える味! そもそも私にとってチョコ

          ミントはお好き?ガリガリリッチ君

          我が家の牛乳番付

          ヒカルが「えっとね、オレが点数つけるとね、・・」と我が家でよく飲む種類の牛乳に、点数をつけ始めた。 同級生にくらべても食が細いヒカルだが、彼の牛乳好きは周囲に知れ渡っているようで、ママ友から「ヒカルくんは牛乳好きだもんね」とよく言われる。学校でも、給食の時間は、余った牛乳をゲットするために、無理やり完食しているらしい(完食かつ早く食べ終えた子に、余った牛乳をもらえる権利が与えられるとのこと)。コロナ以前、友達の家に遊びに行って、飲み物を聞かれ、ジュースでもお茶でも水でもなく

          我が家の牛乳番付

          植物のようにまっすぐに

          10歳の息子・ヒカルと暮らしていると、もちろん小学生男子特有のウザさやら面倒くささはあるのだが(というか、そちらのほうが圧倒的に多いのだけれど)、時折はっとするような、まっすぐな心持ちをあらわす瞬間があってびっくりする。 昨日のこと。 ヒカルの伸び切った髪を見て、カットしないとさすがにまずいだろうという夫の意見に従い、美容院に出かけた(ヒカルはアナキン・スカイウォーカーの長髪に憧れているらしく、髪を切るのをけして良しとはしない)。その帰りに、私は美容院近くのスーパーに寄って

          植物のようにまっすぐに