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ミントはお好き?ガリガリリッチ君

こういうのも子どもがいなかったら知らずに通り過ぎていたのかな。

言わずと知れた赤城乳業のソーダ味アイスキャンデー、ガリガリ君。ここ数年来、バリエーションが豊富で、ガリガリリッチ君なる、大人も楽しめるアイスキャンデーがアイスが登場している。これが、本当に美味しい。

パイナップル味やいちご味は、想像していたシロップ臭さとは無縁で、フルーティかつジューシィ、濃厚。ほんまもんの果実味がある。でも、今回初めて食べたチョコミント味は、それを遥かに超える味!

そもそも私にとってチョコミントとは、ヨーロピア~ンな食べ物。子どもの頃は、なぜ甘くミルキーなチョコレートに、すーすーするミントを合わせるのか?これを美味しいと思う人がいるのだろうか?というのが果てしなく解けない謎であった。日本のお菓子売り場でチョコミントをほとんど見掛けないのは、チョコレートに対する日本の捉え方とヨーロッパのそれが大きく異なっていることを現しているように思う。最近は本格派のチョコレートを楽しむ気風が日本でもあるけれど、かつて日本のチョコレートは砂糖がどっさり入った子どものお菓子だった。一方、ヨーロッパのビターでリッチなチョコレートは肉料理の最後にコーヒーとともに供される小菓子なのだ。だから、ヨーロッパ旅行のお土産などでチョコミントをいただく度に、「あーあ、これがミルクチョコレートだったらなぁ・・」と子ども時代の私は口惜しい気持ちでいっぱいになったものだ。

そんなわけで、チョコミントに対して引き気味の私だが、もしかするとヒカルは食べるかも、と思って購入。
「チョコミント味のガリガリ君、食べる?」
「やだー。ソーダ味のほうがいい」
あ、そーですか。では、母がいただいてみますかね。

なにこれ?うまーーーっ!!(関西イントネーションでどうぞ)

思わず、某番組のようなリアクションをとってしまう。これは、ウマい。
舌先に感じるのは、想像していたかき氷の粗さではなく、しっとりしたミルク感のある柔らかいミント味。挟まれているチョコレートは、チャンクではなく板っぽい薄さで繊細な歯応え。パッケージの昭和の小学生みたいな印象とは違い、ヨーロピアンな味わいではないか!

早速、小雨の中、追加買いにスーパーへ。
赤城乳業さん、今後も期待しています。

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