夏休みの宿題:読書感想文とは自己紹介
ヒカルの勉強は夫がほぼみている。だから私の出番は極小なのだが、国語の読書感想文は例外である。読書感想文を伴走するにあたり、夫から「これを参考にしたらいいよ」と手渡された一冊の本。
「塾でも教えてくれない中学受験国語のツボ」小川大介
なるほど、あらすじを書いてしまいがちな読書感想文だけど、本当は自己紹介だったんだ。今回は、この本の指導に沿って、書いてみることにする。
今回ヒカルが選んだ本は、あさのあつこ著「バッテリー」。言わずと知れた野球少年たちを描いた名作である。私も出版当時、新しい巻が出るたびに面白く読んだ記憶があったが、悲しいかな、内容はすっかり記憶の彼方。さて、先ほどの本のガイダンスに従い、まずは材料集めとして、ヒカルに問いかける。
本を読んだきっかけは?
→DVDで映画をみて、本も読んでみたいと思ったから。
どんな話だった?
→小学校6年の巧という並外れて球が速いピッチャーが、岡山から広島に引っ越してきて、豪という少年にっ出会って、バッテリーを組むお話。巧は人に頼らない一匹オオカミの性格なんだけど、対照的に豪は、気遣いができる人。そんな二人が神社で出会って、お互いの才能に気づいて、深い友情で結ばれて、最高のバッテリーになる話。
一番面白かったところは?
→巧の弟の青波がいなくなって、母親と巧が激しい口喧嘩をし、巧が母にぶたれるところ。母は青波が巧に憧れて野球をやっているっていうけど、巧は母から逃げようとして野球をやるって言って平手打ちされてしまう。
自分が巧だったらどうしたと思う?
→青波に野球をやる理由を聞いて、自分を追いかけるためにやるならばやめるように言い、青波自身のためにやるのなら続けるようにしたかな。
自分が大切にしているのはどんなこと?
→誰かを追いかけるためだけだと、目指す頂点がいなくなったときに目標を見失ってしまうから、どんなことも自分が楽しむためにやることが大事。
こんな風にして材料を集めたら、あとは文章に組み立てていけばOK。書くのは自分で頑張ってね~。
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