家事は二の次でいいから、優しさにふれてみて
愛のエネルギー家事
加茂谷真紀著
こんな人におススメ
・愛のエネルギーで家事をしたい人
・家事に疲れている人
・癒しを求めている人
どこまでも優しさに溢れる本です。
心に響いたところ3点
もしあなたが「愛の存在」だったら、いまこの瞬間、何をしますか?
つい忘れがちになる、「愛の存在」が自分の真ん中にあること。特に子どものこととなると、はき違えた「愛」で子どもをコントロールしようという癖がでてしまいます。それが親の役目、それが躾。はき違えた「愛」の裏にあるのは、「将来への不安」「心配」「周囲のヒトの目」だったりするものです。
真ん中には「無条件に存在を愛する」こと。
この本を読むと、そこに戻る自分がいます。
掃除をしないことで「大切にされた何か」があるかもしれません。
頑張ってしまう人ほど、自分に厳しい。あれもこれもやらないといけないのに出来ていないと落ち込む人もいるでしょう。
私は自分のやりたい気持ちを優先できるようになったので、気持ちが乗らない時はやらない。そんな自分でいいと受け入れらるようになってから、逆にチャチャッとできるようになりました。もちろん、やらない日もあります。
いつも散らかる物をさわりながら、物はどうしてほしいのかをじっと考えてみましょう。
私はちょっと違う方向から考えるのが好きです。
物がどうされたがってる?という考えはなかなかユニークな視点ではありますが、この主語を私に置き変えることで、自分の思いに気づくこともあります。
「もっと大事に扱ってほしい」「役立ててほしい」なんて声が聞こえたら、物も自分自身も、その声に従ってあげてほしいな、と思います。
この本の目的・目指すところ
感想
出来なかったこと、足りていないことに意識がいきがちで、自分攻めをやめられない人ほど、この本を手に取ってみてほしいと思います。
ありのままを愛することとはどういうことかが詳しく、優しく書かれています。
自己否定と、まじめにやらねば、で長年生きてきた私は、そこから抜けられているものの、無意識の癖が発動してしまうことがあります。そしてそれは突然やってくる。
しんどかった方に流れていきそうになった時にこの本があれば、お守り代わりになります。きっと「愛の存在」を思い出して、温かい真ん中に戻ってこられるのです。
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