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自己理解のために価値観マインドマップを作る

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
八木仁平著


こんな人におススメ

・何がやりたいことなのか分からなくなっている人
・「自分探し」を終えたい人
・やりたいことをやっているのに、モヤモヤしている人

好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと
この公式を一つずつ紐解く、自己理解メソッドです。

価値観マインドマップを作ってみた

本の内容は「好きなこと・得意なこと・大事なこと」の三つを紐解くメソッドが書かれていますが、今回はそのうちの一つ「大事なこと=価値観」に焦点を当てて、進めていきます。

価値観とは

やりたいこと=何をするか?
大事なこと(価値観)=なんのために生きるかという人生の目的
仕事の目的=周囲の人、社会をどんな状態にしたいか?
価値観は、行動ではなく状態

chapter3

私はライフオーガナイザーという片づけサポートの資格を持っています。
片づけサポートでクライアントさまにおうかがいすることの一つに、その方が持っている「価値観」があります。
いきなり「価値観」なんて言われても、ピンとこない方も多いと思います。「なんのために生きるのかという人生の目的」を普段意識して生活される方って、そんなに多くはないと思うのです。(というか、稀?)

でもこの「価値観」を見つめるのが、自分を知る上で、そして片づけを進めていく上でも、とても大切なことなのです。


本物の価値観を見つけ出す5つのステップ

1.質問に答えて価値観キーワードをリストアップする
2.価値観をマインドマップにまとめる
3.他人軸な価値観を、自分軸に転換する
4.価値観ランキングを作る
5.仕事の目的を作る

chapter4

1.質問に答えて、価値観キーワードを付箋に一枚ずつ書き出しました。
質問に答える以外にも、巻末に価値観の例100リストがあるので、短時間で出すことができました。

2.マインドマップにまとめて、総括しているワードに星マークをつけました。

3.他人軸な価値観はなし。

4.価値観ランキングを作る
  ①精神性 精神的に成長し成熟する
  ②味わう 目の前のことを深く堪能する
  ③快適さ ストレスのない快適な人生を送る
  ④自律 人任せにしないで自分で決める

5.仕事の目的を作る
 4.で出て来た4つの中で、私の仕事の目的は
③の「快適さ」
片づけを通して、生活を快適に心地よく過ごすサポートをする。
日々、心がけていることでした✨
快適さと同類にあるワードは
「平穏」「余暇」「整理」
どれも私の中で極めたい、大事にしたい上に仕事の目的となるものです。
出てきた価値観を見直すと、
ほー、やっぱりね
となるものの、悩んだり落ち込んだり、忙しい生活の中で、見失ってしまうこともあるものです。

こうやって書き出すって、ほんとに大事。
そしてスッキリします。

偽物の価値観

価値観を見つける際に、1つ注意を伝えておきます。価値観には正解がありません。
人に話した時に全く共感されないとしても、自分が「こう生きたい!」と思えるものであれば、それは立派な価値観です。
「こう生きるべき」という偽物の価値観を、自分の価値観と勘違いしないようにしましょう。
これは、親や社会という自分の外側の世界から知らないうちにすり込まれている、自分以外の誰かの価値観です。自分の価値観に気づかずに生きていると、いつの間にか周りの人の期待に流された人生を送ってしまいます。

chapter4

この一文を読んで、私の価値観の中で偽物の価値観が混ざっていないか見直してみました。

「ちゃんとする」「自制」「まじめ」

私の性質としてあるものの、この三つはこれからの私が特に大事にすることでもないかな?
この状態に囚われてしまっているところがあるかも知れないな、と思って外すことにしました。

この本の目的・目指すところ

誰かより、100倍も頭がいい人なんていません。しかし、他人に比べてものすごい成果を出す人はいます。
なぜでしょうか?
それは、自分の中にあるエネルギーの使い方を他の人よりも知っているからです。
中略
毎日やりたいことにワクワクし、成長して、そのやりたいことで人を喜ばせ、収入も増え続ける、そんな成長ループにあなたを案内します。

はじめに

感想

この本が出た当初、すごく話題になって、すぐにベストセラーになったような記憶があります。
話題の本を手に取り、これで私のやりたいことを見つけようとしたのが3年前。
一通りやっては見たものの、ワークが多くて、これってどういうこと?から深掘りできず、分かったような分かってないような感じになっていました。
ワークがあるものは、本でもいいけど、直接やり方を聞いたり誰かとシェアしたりすると、より学びが深まります。
ここ何年か、自己理解を進めるために多くの人に会って話して、時には講座を受けたりもしました。

自分を知るのはおもしろい。
どんどん、蓋を開けていこう!






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