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【漫画感想文】読みだしたら止まらないミステリー系漫画を二つ  薬屋のひとりごと/七つ屋志のぶの宝石匣

小説よりもドラマよりも映画よりも、漫画大好きHIKARIsanpoです。
好きすぎるが故に、ほとんど漫画は買いません。
キリがないから。破産するから!
うちの近くには「ゲオ」が、少し離れたところに「TSUTAYA」があるので、時間が空いた時はフラッと借りてしまします。


1.「薬屋のひとりごと」猫猫の後宮謎解き手帳 
   原作/日向夏 作画/倉田三ノ路

前から気になっていた漫画です。原作はラノベのようですね。
原作は未読です。
私がレンタルしてくると、息子が
「やくやのひとりごと、アニメで見たわー。」とのこと。
いやいや、「くすりや」でしょ、大丈夫かいな中学生。
「作者はひなた なつ?」
いやいや、「ひゅうがなつ」でしょ!
この時点で息子、国語ヤバいなって思います。

さてさてお話について。
詳しい時代は分かりません(どこかに書いてあったかな・・・)が舞台は中国の後宮です。
主人公は花街で薬屋をしている「猫猫(マオマオ)」。
1巻の冒頭で、人さらいに遭って後宮に売り飛ばされてしまいます。そこで下働きをしながら年季が明けるのを待っていたのですが、後宮を監督する宦官「壬氏」に目をかけられ、侍女に昇格。ここから事件を解決していくというストーリー。
1巻読み始めての感想。
主人公「猫猫」は顔がソバカスまみれで、ぜーんぜんかわいく描かれていない(笑)
イケメン「壬氏」になびくことがないどころか、「ナメクジ」でも見るような視線を送ります。
この顔、「応天の門」の主人公「菅原道真」も面倒事を頼まれたときにしてます。
イケメン「壬氏」をもってしても、面倒事を頼まれるとなかなかの形相になる「猫猫」。
頭がキレて、かなりの洞察力があり、事件解決に導いていくとところも「道真」と共通しています。

主人公なのにあまり見た目がかわいくない「猫猫」という感想は、「猫猫」の術中に私が嵌っている証拠です。
まだまだ読み始め。
先が楽しみです!


2.七つ屋 志のぶの宝石匣 二ノ宮知子 作

二つ目は「のだめカンタービレ」の作者の作品。
主人公は質屋の跡取りで高校生の「倉田志のぶ」。
年の離れた「北上顕定」というイケメンの許嫁がいます。
いいところのボンボンだった「顕定」は子どもの時に「質屋倉田屋」に預けられ、期限内に引き取れなかったら「質流れ」となって「志のぶ」と結婚するという約束で「志のぶ」の許嫁となっています。
「顕定」が預けられた後すぐに「顕定」の実家は火事で全焼、家族は行方不明。この謎に関わっているらしい「赤い石」を探しながら、お話は進んでいきます。

正直「なかなか話が進まないなあ」と感じるところはあるものの、徐々にこの世界観に引き込まれていきます。

謎解き以外にも、質屋の裏話や宝石のことが知れて楽しい作品です。
絵がコテッとしてないところも、私好み。

GWが近づいてきましたが、どこにも行けそうにないし、漫画三昧と致しましょう。


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