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走れ遥か先へ

 進もう。輝かしい、美しい未来へ。

 映画『そして、バトンは渡された』を観た。原作は読んでいない。比較したら、どうなのかわからないけれど、僕、個人の感想として、とても良かった。なんというか、あのような純粋な日本映画を観るのは久しぶりな気がしていて。泣くかと思ったけれど、泣かなかったな。(泣いている方はいました)僕も、泣いてしまうほど良かった。愛されるということ、愛するということ。表面だけでは、絶対にわからないもので、それを見事に見せてくれた。映画を見ている途中に、何度も心苦しくなったし、誰かを求めた。その誰かは、本当に誰でもいいわけではなくて、自分が求めている人、大好きな人、恋人、旦那さん、お嫁さん、パートナー。形はたくさんあるけれど、今の僕にはいないなって、寂しくもなったし、悲しくもなった。近い将来、できたらいいな。そんな、大切な人。

 僕は、普遍的な関係が素敵だなと思うんだ。この人がいるから、今があって、私があって、それはこれからも変わらず、続いていく。そんな関係。一番近いのは、結婚をすること、パートナーになること、だと思う。変わらない関係、もちろん中身は成長したり、衰えたりするのだけれど、そこにある存在は変わらなくて、ずっと一緒。そんな夢みたいな暮らしができたら、生活できたら、いいなって。『そして、バトンは渡された』は流動的というか、バトンが渡されていって。ネタバレはしたくないし、されるのも嫌だからしないけれど、新しい、こういう愛の形もあるんだなと勉強になった。決して、望んでする別れなんてなくて、そればっかりじゃないんだなと思いました。生きるための別れ、死なないための別れ、愛するための別れ。複雑に入り組んでいて、でも、最終的に届くのは一人で。好きな人を大事にしたいし、好きな人に大事にされたい。これに尽きるのではないでしょうか。

小松菜奈さんが結婚した

 僕のミューズ。小松菜奈さんが、菅田将暉さんと結婚した。源さんに続いて、衝撃的なニュース。とてもお似合いな夫婦だと思います。僕は、彼女が10代の頃から見てきていて。菅田くんも。二人の共演作も観ているし、それぞれの作品も観ていると、感慨深いです。日本の女優さんで、一番好きな方なんです。だから、寂しい気持ちもあります。でも、お相手が菅田将暉さんなので、少し、安心できるかなと思っています。(何様?って感じだけれど)いろんなエピソードを聞いたら、大丈夫そうです。だから、小松菜さんを頼みます!菅田!泣けてくる。僕も、結婚したかったな。夢のまた夢です。

ねえ この世界も 思うほど悪くはないよ ただ 僕は終わりを 選んでいるみたいだ でも あなたを 照らす光に ただ光になりたい 光になりたい 

 僕の好きな音楽の詩です。知りたい人は、こっそり聞いてください。知ってる人は、素晴らしいと。共有してください。本当に素敵な曲です。最高なので、共有してしまいます。かけがえのない日々は戻らないし、ただ、ただ大切に持ち続けるしかない。繊細なガラス玉のような、雲のように消えてしまうような。大事にしなくては。それでは、どうぞ。(SCHOOL OF LOCKとのコラボ、泣けるのです)


年末だったり、卒業シーズンに聴きたくなります。終わりは、必ずくるし、それを迎えに行くのも、呼び込むのも。その人の気持ちというか、心の持ちようで。それは、会いたい人に会いに行くみたいな高揚感だったり、もう会えない「あの人」と別れをするみたいな喪失感だったり。「別れ」なんかだしたら、悲しく、寂しくなってしまいました。自業自得。濃い別れの多い人生を送ってきました。まだ、癒えない傷もあります。感動しやすくなってしまうというか、心打たれやすくなってしまっているというか。そんな感じで、僕、かなり映画が好きなのですが、そういうのを観ると、こう「くー…泣」とか「そうだよなあ…」って一人、ボディーブローのように効いてくるのです。いや、でも、もうあれは、ストレート打たれているのだろうな。だから、愛は本当に大事にしたいし、それ以外はもういい!ってくらい、好きな人は大切にします。メモに「僕はどうしたらいいのか、戸惑うのです、大きすぎる愛の前で」「大きすぎる愛の前では、すべての人が呆然と立ち尽くすことしかできない」などとあり、僕はとにかく「大きすぎる愛」を語りたいのですね、きっと。身近ではないですが、愛の大きさを感じる時がそれなりにあって。小松さんの結婚もそうだし『そして、バトンは渡された』も然り。やっぱり、愛ってすごいんだな、と思ったり、愛があれば解決できることたくさんあるな、と思ったりしています。みなさんは、大事にしていますか?その隣にある愛。僕は、あんまり触れる機会がないけれど、もし、その時が来たら、手を離さず、大事に、大切に、守り抜こうと、僕は思います。僕は、よくやっている方だな、と認めてあげたりしたりしながら生きるのです。

 最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。読んでくださる、あなたがいるから書けています。そう、自信を持って言えます。秋も終わり、いよいよ冬到来。といったところでしょうか。風邪などひかず、暖かくして、健康で、元気いっぱいで、とは大声では言えないけれど(僕も含め)、あなたなりの幸せを見つけて生活できることを、僕は祈っています。それでは、また。どうか、素敵な日々を。

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