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行き詰った時にすること

皆さんは毎日の生活の中で、頑張って取り組んでいたことはあるが、行き詰ってしまった事や、気持ちが落ち込んでしまい、目の前のことに取り組めなくなってしまったことはありませんか?

僕もそんな時が多々ありました。

取り掛かった最初はやる気に満ち溢れていたはずなのに、しばらく時期が経つと継続できなくなってしまう。

どうしてこうなるのでしょうか?

僕の中で腑に落ちたことがあるので、それをお伝えできればと思います。




動機づけから見直してみる

何か物事を成したいとき、人は2通りの方法で行動を起こします。

1つは外発的動機づけ、もう一つは内発的動機づけです。

もしかしたら耳にしたことがある方もいるかもしれません。

外発的動機づけとは、簡単に言うと報酬を得られるからやる。

地位、称賛、お金、人望…

全ては自分を満たすために、それらの報酬を手に入れるために、行動を起こします。

もう一つの内発的動機づけは何かというと、それ自体が楽しいからやる、何か自身の中で目的や目標があるからやる、ということです。

自分の外側にあるものではなく、自分がどうしたいか、ということ。

ただし、知らず知らずのうちに誰かの生活が羨ましく感じたりして、それを自身の目標として置き換えている場合があります。

誰かがあんな生活をしているから、自分もそうなりたい。

そういった動機づけになっていないでしょうか?それを見直してみると、やっぱりそうじゃない、と気付くかもしれません。


価値観を振り返ってみる

これまでの過去を振り返ってみて下さい。何か苦しいことがあっても、それを継続することができた、成し遂げることができた、達成感に満ち溢れていた、などの良い体験はなかったでしょうか?

もしかしたらその瞬間が、最もやりがいを感じて苦しいことも乗り越えられる秘訣なのではないかと僕は思います。

僕が1つ思い浮かべるとしたら、仕事において苦しい経験をした時、同じような思いを後輩に味わわせたくない一心で様々なサポートを行ったことがあります。

誰かのために自分の経験が活かされたときには、やって良かったと心から思いましたし、一緒に乗り越えた時には達成感に満ち溢れていました。

この経験から、誰かのために、というのが、僕の中での一番の原動力となっているのだと思いました。

一つの考え方ですが、僕の場合は、この先10年、20年と人生が続くとして、その時もやっていたいことは何なのか、職業レベルではなく、価値観レベルでやりたいことが何なのかを、自身の経験から振り返ってみると良いのではないかと思います。


目標設定を明確にする

到達したい目標がある時、その目標と自身が置かれている現在地はどのくらい距離があるのでしょうか?

そこに行き着くためには何が必要なのでしょうか?

また、様々な手段があるとは思いますが、何か1つにしがみついていないでしょうか?

旅行などで行きたい場所がある際、最初はそこまでのルートにはどのような方法があるのかを考え、その後でお金や時間を考慮して、実際に使うルートを決定していくと思います。

それと同じです。目指すべきポイントは詳しければ詳しいほどいいと思います。しかし、その時々で考えは変わっていくため、適宜修正する必要はあります。できるだけ今の自分がどうしたいかを明確にしてみましょう。

そして、それに対して自分の現在地がどこにあるのか、何が足りないのかを列挙し、どういった順序でそれらを得ていくのかを、様々な手段と照らし合わせながら、適切な手段を使っていく必要があります。

ここで大事なのが、手段を得る事が目的とならないよう、常に目標は見失わない様に気を付けるべきです。



以上、①動機付けの見直し、②価値観の振り返り、③目標設定の明確化、この3つを述べさせていただきました。

3つに共通しているのは、自身の方向性を定める、ということでしょうか?

様々な生き方がある現代において、誰かの生き方ではなく、自分自身の生き方を、外側でなく、自分の中で見つけることが必要なのではないでしょうか?

行き詰った時というのは、自身の方向性がこれで合っているのか、不安になっている状態なのだと思います。

わずかでも参考になればと思います。

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