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地球儀



買って良かったものに続き、2023年心に残った作品と感想を一言二言ほど。
どれも公開・リリースから日にちは経っていますが、これから作品に触れる方にはネタバレを含みますのでご注意を。

映画

劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD

書き始めたら長くなっちゃったので別にした。


君たちはどう生きるか

始まる前の劇場内は皆口数少なく緊張感が漂っていて、この国におけるスタジオジブリと宮崎監督の存在の大きさを実感する。
事前にあらすじや登場人物の知識が全くない状態で作品を観るのはいつぶりやろう。上映中はずっと頭をフル回転させて観ていた。それでも振り落とされかかって理解が及ばないまま終わったところもあるけれど、私は「人間は愚かで愛おしく世界は素晴らしい。隣人を愛し、この世界で生きていきなさい」というメッセージなのかなと思った。
2回違う友人と観に行ったんやけどそれぞれ評価が全然違ったのも興味深く。個人的にはとても面白かった。

懐メロとか昔よく聴いていたという訳ではなく、初めて耳にするのに幼少の頃から自分が持つ心象風景が浮かぶようなどこか懐かしい曲ってないですか?
地球儀は私にとってそんな風に感じる曲でした。


鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

普段はなんとも思わない駅広告。たまたま目に留まったポスターのキャスト欄の一番上にこの世で最も好きな男性声優の名前が書いてあったので軽率に観に行った。好きです、関俊彦。
形はどうあれ一途に一人の女性を思い続ける男性が好きな人間には刺さる作品だった。目岩、、長乙、、
あと水木の持つ野心や狡さ、真っ当さが人間臭くて良かった。沙代に対しての感情が憐憫の情であるところも。


音楽

スピッツ 「ひみつスタジオ」

まず未来未来にぶち抜かれた。演奏、ヴォーカルを民謡に寄せるのではなくコーラスで取り入れるという。やや陰鬱で燻っているような雰囲気のある曲と迫力のあるコーラス、懸隔があるはずなのにカチッとはまってめちゃくちゃ格好良い。
発売当初はアッパーな曲に気持ちを持っていかれてたけど、ツアーが近づいて来た先日(城ホ行ってきました、最高でした)ゆっくり聴き返すとさびしくなかったがしみじみ良いなと。ジュテーム?と同じように君と出会ってそれまで知らなかった自身の感情を知るという歌詞やけど、さびしくなかったは情景が鮮明に浮かぶ感じ。新たな自分と出会うことを生まれ変わると表現するの、すごい。
まだまだこんなにも新しい音楽を聴かせてもらえるのかとスピッツの新譜を聴く度に喜び、驚く。あと今回メンバーが楽しく演奏してるのがすごく伝わってきて良い。わくわくアルバム。



cero 「e o」

聴いていると自分と音が他と切り離される。 2023年だけではなく向こう数年のベストアルバムになると思う。
Angelus Novusは静寂に包まれるような感覚がある。耳を澄ませて聴く。
ceroはいつも知らないを教えてくれる。



漫画

スキップとローファー 8巻

私 恋じゃなくても
志摩くんが 男の子でも 女の子でも
小学生でも おじいちゃんでも
この人好きだな〜って 思ったと思う

あなたのことが人として好きだよって、もらってこれ以上ない言葉やと思う。
美津未ちゃんやキャラクター達の優しさや勇気に救われています。アニメは観てないんやけどオープニングがあまりにも可愛いのでぺたり。


1月中に更新したいという目標、ぎりぎりに達成。
やったね!

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