葉に乗る露の玉を見て
何故だか心が動くのは
透き通る露の輝きが
涙に似ているからでしょう
弦に触れると音が鳴るように
魂が震えれば
目元は涙で濡れて
雫は頬に滴り落ちるでしょう

人にとって愛しいものは
葉に乗る露のように
永遠ではなくて
まるで硝子のやうに
壊れやすいので
人は魂を震わして
透き通る涙を流すのでしょう

涙とは魂の旋律
涙は心を映している
涙は魂と同じ色
涙は言葉で表せれない
涙は世界に広がる水のように
果てしなくてとめどない
そのような掛け替えのない
魂から涌き出る愛の泉を
私は尊敬を忘れることなく
ずっと大切にしたいのです

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